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歳を重ねたおブスは自分のせい
「え?整形した?」
と、昔の私の写真を見た人に言われる言葉。
もちろん、してませんよ。でも、昔の写真を見ていると、自分でもなんだか顔が違うなぁと思う。私は、今の自分の方が好き。
社会人になって、今の職場以外はほぼ全部接客・営業をしていた私が、勝手に持論として思っている事がある。
『歳を重ねた後のブスは自分のせい』
これです。
接客・営業をしていた頃、「あの人には話しかけたくないなぁ」と思う顔つきの人っていた。
正直、若い人についてはこの判断がつきにくい。
でも、歳を重ねた人に関しては、この見た目で判断するというのはかなり有効だった。
歳を重ねると、人間の内面って見た目に現れると思っている。
ヒステリーっぽい人は、やっぱりなんだかぎすぎすしたような顔をしているし、クレーマーのような人は、なんだかねちねちした顔をしている。
その人の体型や顔つき、全体に内面がにじみ出てくる。
私が特に判断するポイントは「目」なんだけれど、目って本当に分かりやすい。本当に笑っているのか、輝いているのか、曇っているのか、怒っているのか。そして、なんとなく、自分が関わりたくないなぁと思う人の目つきって似ている気がするんだよね。
だから歳をとっても、驕らず、威張らず、目くじらを立てず、穏やかな人間でありたいと思う。そういう人が歳を重ねると、「深み」がでるんじゃないかなぁ。
人生、どんなに勝ち組コースを歩いていると見える人にも、何かしらの壁は立ちはだかる。人生、波乱万丈コースを歩んでいる私に関してはなおさら、獣道を歩んでいるように、毎日生きるだけでも困難だ。色んな困難があるし、むかついたり悲しんだりもするけれど、最後は笑いながら歩いていけるような余裕がある歳の取り方をしたい。
私は、自分が可愛いとか、美人であるとか、そんな事を言える顔ではない。けれど、歳をとった時(もう34歳だけど笑)、かっこよくて可愛い大人になりたいなと思う。
大人ならではの品を身につけて、挑戦し続けられるかっこよさと、年下の方の話でも、なんでも素直に受け取れて、学ぶ事を楽しめる可愛さを身につけていきたいな。