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岐阜聖徳生の⑮軌跡教員・公務員編   浅野 凪都さん

教員・公務員の採用試験を受験し、合格した学生から、大学生活、就職活動、卒業後の生活への期待感などを語ってもらいました。4年間の岐阜聖徳での学びを後輩に伝えていきます。

教育学部学校教育課程数学専修 東邦高等学校出身 知立市公務員(行政職) 浅野 凪都さん

浅野 凪都さん

4年間での多くの人との出会いが、コミュニケーション能力向上に繋がりました。

 教育実習では、問題解決のための思考力や行動力、責任感、そしてコミュニケーションの大切さを学びました。この貴重な体験の中で、自分に適した職業は何かと悩み、最終的に公務員試験を受けると決断したのは、3年生の3月のことでした。
 この4年間で教育実習や部活動、アルバイトを経験する中で多くの人と出会い、傾聴の姿勢をもつことや自分の意見を伝えることでコミュニケーションの能力が向上したと思います。
 また、5歳から続けてきた水泳で常に目標に向かって努力する継続力と忍耐力が自分にはあることにも気づきました。
 就職活動の準備期間が短く、エントリーシートの準備や試験勉強の時間が短く焦りもありましたが、これらの力を強みとして臨みました。就職課での履歴書の書き方指導、エントリーシートの添削、面接対策やマナー指導など多くのアドバイスを受けたこと。家族や友人を相手にした面接練習を重ねたこと。自分で考え、自分の言葉で伝えることを繰り返し行ったことが内定につながったと思います。
 岐阜聖徳学園大学での学びを振り返ると、学業と部活動の両立ができたこと、「クリスタルプラン」※という教員養成カリキュラムがあり、1年次から教員について考え、実践する機会があり、多くの学びを得ることができたことが
印象に残っています。
 卒業後はそれぞれの地域で少子高齢化が進む中で、その地域の強みを生かした働きかけをしたいと思います。また、自分の自治体の持続的な発展に貢献し、地域の皆様の支えとなれるように頑張りたいです。

 ※クリスタルプラン かつては実践的な授業は、3.4年生での教育実習が中心でした。最近では1年生から教育現場に出向いて、子どもたちとふれあい、教員の業務の観察、補助をおこなうなどの授業が行われています。この先駆けとなったのが、本学が実施している「クリスタルプラン」という独自の教員養成プログラム、授業です。これは体験型のプログラムで、文部科学省から資質の高い教員養成プログラム「教員養成GP(Good Practice)」に認定されています。