『世界は贈与でできている』近内悠太|No.61
こんにちは、なべしょーです。
6月5日㈭の振り返りをします。
山口周さんのツイートを見かけて即購入しました。
GIVE&TAKEについて今一度考え直したいとも考えての判断です。
著者・近内悠太
35歳。慶應理学部数学から日大文学修士という異色の経歴を持つ。哲学者であり教育者である。専門はウィトゲンシュタイン哲学。なんとこの本、デビュー作だそうです。
News Picksパブリッシング
News Picks界隈のあの熱狂感があまり好きではないです。ド偏見ですが。
ただNews Picksにはとてつもない力がありますよね。いろいろな記事に対して著名人がコメントしあっているし、映像作るのも上手ですし、挙句に出版社まで立ち上げるなんて。
一方で、この本の巻末に編集長からアツめ尖りめのメッセージが書いてあって共感しました。
結局かーい。
所感
全9章あるのですがそのうちほとんどが文献引用で正直退屈でした。
内容自体はとても素晴らしいもので、私の行動原理をズバッと言い当ててくれた文章も多く、勉強になりました。
しかしですね。。。ここのどこに近内悠太さんがいるのですか?!!?
主張らしい主張も見受けられず、引用メインでいたずらにページ数伸ばしてるだけとちゃう?
ただ、最終、9章、ラスト10ページ。すごかった。
以上、所感でした。
贈与とは
知らず知らずのうちに受け取ってしまったものを形を問わずまた他の誰かに与えること。
最も分かりやすい例はサンタクロースです。親はクリスマスプレゼントを子供に与えても本人から直接感謝されません。にもかかわらず代々この伝統が続いているのはなぜか。それは、私たちが知らぬ間に与えられてしまっていたからです。その贈与に後々、だいたい中学生?のときに気がつくのです。じわじわと、年数を追うごとに、感謝の意が湧き出てくるのです。
この時差は非常に大きな効力を持っています。確かに、
「あ、あのときのあれ、あいつのおかげなんか」
と感じることってありますよね。
ラクロスで言えば、試合ビデオ観ている時よくあります。
「あ、おれここでフリーだったの、こいつがpickしてくれたからなのか~」
「じゃあ今度おれがその立場になったらやってみよ~」
サンタクロースもラクロスのこのシーンも共通しているポイントがあります。それは、贈与の返礼が元の差出人ではなく、全く違う人に向けられている点です。別に恩を感じてお返しをするのではなく、別の誰かに贈与しようと思わしめるのが、贈与の本質です。
こうやって、繋がっていくんですね~
ちなみに贈与を受け取ってまた贈与する人を「メッセンジャー」と筆者は呼んでいます。
なべしょーがなんかよく分からんけど動き続けている理由
成長したい
とか
人脈広げたい
とか
あるかもしれませんが、本当のところはこの贈与のメッセンジャーになりたいんじゃないかと思うんですね。
じゃあ私は誰から贈与されたか。それは
流鏑馬に連れていってくれた父
常に味方になってくれる母
なんでも教えてくれる兄
髪を切ってくれる姉
ラクロスを教えてくれた先輩
ギャグセンを少し分けてくれた同期
尊敬のまなざしで見てくれていた後輩
解像度を上げるときりがないのでこれくらいに。笑
こういった方々に対して返す恩ももちろんあるとは思います。
ただその恩以外にも与えられるものってあるんじゃないの?
って思えました。
~まとめ~
いやはや、まずは感謝の意を少しずつ伝えていこうっと笑
p.s.
ポケモンが好きです。絵を書くのが好きです。ですが下手です。なので写します。
noteを毎日更新するためにポケモンを書きます。
本日はNo.61『ニョロゾ』。結構かわいくて好き。カエルには似ても似つかないキュートな容姿。いや、カエルはそもそも二足歩行じゃね~。
目、抜群にカワイイ。上の白部分を大きく、下の白部分を小さくすれば良いウル目になることが今回の気づき。
読んでいただきありがとうございました。