自家製リエットからブルゴーニュの思い出

豚バラ肉で作るリエットは当店でも時々作り、ワインをはじめ
酒を選ばぬ良い肴となりますが

最近、とある方の作り方を知ってなるほどと感銘を受け
レシピを一新したところ、これが数段美味しくなってしまい
嬉しいと共に、今まで申し訳ありませんでしたという複雑な心境に
なっています

このような気持ちは以前のお店でチーズが美味しいと自負していたのですが
店を辞めた後渡仏し、本場のチーズを食べた時に
「わしゃ今まで一体何をやっとったんじゃあ」と
ディジョンの安宿で思わず母方の広島弁が
そこはかとなく出てしまうほどの
衝撃を受けて以来かもしれません

もっともそこから、このような本当のチーズを日本で紹介したい！と
強く思い、少しづつでも実現できたと思っておりますが

ちなみにこの時合わせたワインはティベールさんにいただいた
プイイ　ロシェだったと思います
シャブリジェンヌでマグナムを一本いただき、背中に背負って
いたのですがさすがに2本目は重く、飲んでしまおうと
チーズ屋さんでロックフォールを購入しての出来事でした

なんかリエットの話から横道に逸れてしまいましたが
今まであまり発表した事の無いそういった話をこれから
書いてみようかなと思っています