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3,バンド活動の行動計画


バンド活動を実際にやる上でどういった事をやらなくてはいけないのか。

2024年時点でのやるべき事を明確化してみる必要があると思ったので書いてみる。


・音源配信

まずは音源が無いとバンドの良さが伝わらないので音源制作に取り掛かる。

今はレコーディングをするだけなら
ラインレコーディング用の機材が安価でたくさんあるのでそれを各メンバーが導入して各々でレコーディングするのもありだと思う。

ギター、ベースなら現行品のマルチエフェクターで十分な音質になるし(ZOOMとかBOSSとかMooerとか)、

ドラムの手軽なレコーディングならYAMAHA EAD10や
8chレコーダーのZOOM R16、
またはリハーサルスタジオでレコーディングセットを借りてやるだけでも手軽にレコーディング出来る。

ボーカルもリハーサルスタジオでレコーディングセットの貸し出しもあるし、
なんならZOOMのレコーダー(M2とか)でも良い音が録れると思う。

レコーディングは自分たちでしておいて、
ミックスやマスタリングは専門のスタジオに外注という手もある。
データを送るだけなので手軽だし、
そうすれば一曲2万円くらいで済むのでだいぶ出費は抑えられる。

ちなみに自分のバンドではミックスマスタリングを一旦僕が全部やって、
浮いた費用を宣伝費に割り当てる予定。

・MV撮影

MVの制作もやはりバンドのプロモーション(宣伝)としてはとても重要だと感じる。

なぜならMVとはバンドの世界観をそのまま視覚的に表現した物なので、
音楽だけの作品よりもよりキャッチーに見える効果があるから。

さらに他の人達が自分たちを拡散してくれる時にMVがあった方が圧倒的に広まりやすいし、
MVで顔を出して演奏すればライブでの姿も想像しやすく、ファンになってくれる人も増えると思う。
また音楽業界の関係者にアプローチする時もMVがあれば世界観や売り出し方が伝わりやすい。

ただし映像作品は外注するととても高い上にクオリティもバラバラなので
「しっかりとクオリティの高い作品を少数出す」か
「予算は掛かってないけどバンドの魅力が伝わりやすい作品を大量に作る」
このどっちかになってくると思う。

これはバンドがリスナーに魅せたい方向性にもよると思うので、どっちが良い悪いは特には無い。

・Youtube

バンドのYoutubeなら主にMVを載せる事になると思うけども

実はMV以外にも色々使い道はあって、

1.バラエティ企画...
普通のバラエティYoutuberと同じ事をしてそこからライブやMVの再生数に動員する目的。
音楽ネタや界隈ネタ(アニソン系ならアニメの話題)などに特化する。

2.ドキュメンタリー...
メンバーの素顔や人間性、バンドのストーリーなどを強調していく事でファンの人により喜んでもらう。

3.カバー動画...
自分たちと似た系統のバンドの曲をカバーする事で再生数と認知度を取り、そこからライブの動員やMVの再生に繋げる。


ちなみに結構1と3はバンドの集客に繋げるのが難しそう…というのが自分がバンドで実践してきたり他のバンドを見てる限りの感想。
なぜならYoutubeの住人はYoutubeにしかいないし、TikTokの住人はTikTokにしかいないし、ライブ配信のリスナーはライブ配信にしかいないから。
Youtubeがバズって比率が上がるとYoutubeの企画立案や会議や撮影で時間が取られて肝心の音楽が出来なくなる可能性もある。

・各種SNS(X,TikTok,Instagram)

SNSでの発信は非常に重要なものになる。

何故ならバンドは生き物で、まだそのバンドが生きてるのかどうかをチェックするのにSNSが利用されるから。

つまりSNSでの直近での更新が無いバンドは活動してないと見なされてしまい、
ライブに足を運んでもらえる機会も失ってしまう。

常に自分たちはまだ生きているという事を発信し続けなくてはいけないので
終わりのないマラソンとなるのがSNS更新だと思う。

ただし動画を組み合わせた定期的な発信によりバズる可能性もあるので
毎回のライブ映像に歌詞を付けて発信するのは有効な手段の1つだと思う。

X(Twitter)では自分たちが一番見せたい動画を固定に置いておくとより良い結果に繋がりやすい。

Instagramではライブ写真やオフショット写真、動画などを載せる事で関心を惹けると思う。

TikTokではバズりを意識した動画作り(ライブ動画)や、短時間の企画系の動画を質より量で発信し続けていく事が必要になりそう。

・ホームページ

意外と見られるのがホームページ。

Lit.linkなどで自分達の関連のアカウントを全て繋げてももちろん良いけど、
ターゲットになる客層の年齢層によってはホームページがあった方が安心する人もいる。

そこで何より大事なのがトップページに自分達のMVが置いてある事。
自分達に興味を持ってホームページにアクセスしてくれた人が一番最初に見たいのがMVだと思うので、ここだけは外さないようにしたい。

ただ正直1ページで完結するのでLitlinkのトップに自分達の動画があれば全然良いとは思う。


ここら辺がネット上での基本的なインフラで、
ここを自分達の動ける範囲で更新していく。

一回作って置いておけば良いものもあれば
定期的に動かさなくてはいけないものもあるので負担になり過ぎない程度に見極めていく。

・グッズ

これはバンドの進捗状況によって随時追加していくという形で良いと思う。

最初からTシャツやタオルを作ると資金がマイナスからのスタートになり過ぎるので、
固定ファンが2桁を超えてきたと思えた時点でスタートするので良いかも。

無名時代から最初に展開するのであればSNSや限定の音源などに飛べるQRコード付きステッカーを配布するのが良いかも。

初めのうちは手軽で持ち運びもこちらに負担が無いのが大切になる。

ただしライブの本数やファンが増えてきたら物販は思った以上にみんな買ってくれるし必要とされるので
事前に計画は練っておいて損はない。

デザインが出来るメンバーがいれば最高だけど、そういったメンバーがいない場合は発注制になるので現段階からそういった人材を探してベンチマークしておくこと。

CDもプレミア感が出せるので必要に応じて作成する。
ただ多く作る必要は無いのであくまで少ロット(50〜100枚)くらいが良いかも。

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