ジェネレーションギャップ
2021年度前期が終了し、感じたことをここに記す。
今期も様々な建築家に師事して学んだが、80年代前半までの建築家とそれ以降の建築家で大きく考えが異なっていることが顕在化した。
77年産まれの猪熊純氏は、建築にデジタルを積極的に取り入れる我々の姿勢を見て、「まだはやい。まずはスケッチから始めるアナログな手法を熟知する必要がある。実務の世界では、結局デジタル技術を使えなくとも下の世代がツールを駆使してくれる。デジタルの手法でも、そこに秩序を与えるのが上手いのはアナログの手法