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銭湯でやってきたデザインのお仕事【銭湯組合編】
「東京銭湯 - TOKYO SENTO -」を始めてから4月で5年が経つ!振り返ると銭湯でも色々な企画やデザイン仕事をして来たなぁという感じです。「東京銭湯」は一応「株式会社東京銭湯」という会社なのですが今だにコーポレートサイトがない…。表面的にはメディアだったり喜楽湯だったり東京銭湯ふ動産だっだりをしていますが、実は他にも色々やってるんですね。
僕はデザイナーなので銭湯業界でもデザインをやることがちょいちょいあり、そこら辺の仕事を棚卸しをしようと思います。まずは、各銭湯組合さまとやってきたデザイン仕事をまとめてみました!
荒川銭湯スタンプラリー連動企画
2016年の荒川銭湯スタンプラリーではメディアと連動した企画を一緒にしました!銭湯漫画をメディアで掲載し、そのシーンを切り取ったデザイン缶バッジを、銭湯ハンコ作家の「廣瀬十四三(トシゾー)」さんの銭湯缶バッジと共にスタンプラリーの景品として各荒川銭湯で配布させて頂きました。
「銭湯グッズに銭湯らしくないデザインを!」ということでロゴを「ARAKAWA SNT(荒川銭湯)」とし、ちょっとオシャレにデザインした缶バッジにしてみました。当時としては方向性が唐突過ぎて、結局はトシゾーさんの缶バッジの方が人気だった記憶があります笑
荒川銭湯スタンプラリー連動企画!「ゆのかみさまと私」
埼玉銭湯マップ2016
埼玉銭湯の2016年のマップの制作をしました。
当時の銭湯55軒分の情報と、
銭湯入浴マナーを描いた2つ折の冊子を制作しました。55軒あった埼玉銭湯も今や44軒…。1年に2.75軒が廃業しているペースですね。(今年3月からはもっと減る予定…。)
可愛い銭湯モチーフの柄やマナーイラストは女性のイラストレーターに描いてもらい、当時は若者に銭湯に来てもらいたく、銭湯を身近に感じて欲しく、可愛い銭湯マップを制作しました。
平成最後の荒川銭湯スタンプラリー2018
2018年は「平成最後の」と銘打ってスタンプラリーのPRツールや景品のタオルを制作しました。この頃から弊社女性デザイナー大竹にもデザインをしてもらうようになりました。男性の僕が女性向けにデザインするより、やはり女性のデザイナーがデザインしたモノの方が可愛い!
イラストレーターはShihoさん!レトロチックなイラストを可愛く仕上げてくれるので銭湯と相性バッチリですね。
埼玉銭湯菖蒲湯・ゆず湯ポスター
埼玉銭湯の2019年の菖蒲湯とポスターの制作をしました。イラストレーターは水元さきのちゃん!デザインは僕が担当しました。菖蒲湯ポスターに出てくる鯉のぼりタオルは実際に作って、こどもの日当日にお子様に配布したりもしました。
シンプルな線でエモく仕上げてくれる彼女のイラストが好きで銭湯にも合うなと思い描いてもらいました。
#2019年自分が選ぶ今年の4枚
— 水元さきの (@ramunechoco) December 9, 2019
個人編
デジタルになって青以外も使うようになりました pic.twitter.com/vyHkq5PQpb
北区湯巡りスタンプラリー2019・荒川銭湯シールラリー2020
2019年は北区浴場組合からもスタンプラリーの制作の担当しました。
そして引き続き荒川区浴場組合から制作の依頼をもらい、それぞれに特徴のある企画でデザインをしました。ここら辺は大竹のnoteで詳しく書いてありますので以下リンクをご覧ください!
銭湯ポスターで温まっていってよ
銭湯に若者が来てもらえるようにしたかった。
今でこそ銭湯に若者が行く機会は増えて、銭湯に若者がいることは珍しい光景ではなくなりましたが、当時は今ほどは来ていなかった印象ですし、世の中的にも今ほど認知はされていませんでした…。
そこでなんとかPRやブランディングの部分で、デザインでもって若者に銭湯に行きやすい雰囲気を出せればな〜と思い、銭湯関連のデザインをする時は若者、特に女性向けのデザインをしてきました。
銭湯って可愛い!銭湯のグッズがオシャレ!となるとちょっとは銭湯の印象も若者向けに変わりますよね。
銭湯関連のデザイン、請け負います!
この記事を見返すと荒川銭湯のお仕事が多い…。
そう、荒川銭湯とは色々と近い関係で、いつも荒川区梅の湯の栗田君から相談を受け、企画内容や作るものを一緒に決めて進めています。
前は栗田君が組合行事として毎年スタンプラリーの制作を任され、クリエイティブディレクターのような立ち位置でやっていましたが、2018年のスタンプラリーからは要件だけ一緒にまとめて、他は東京銭湯に投げる!という仕組みになりました。
これは超正しい仕事の振り方だと思っていて、スタンプラリーの制作の監督は銭湯がやる仕事じゃないし、他にプロがいれば任せちゃえばいいんです。
銭湯はお客さんに良いお風呂を提供することに時間を割いてもらいたいですし、そこをお手伝いするために東京銭湯は存在するので、何かデザインで手伝えることがあれば相談に乗ります!というスタンスでいます。
と、最後は営業っぽくなってしまいましたが、各銭湯組合さまとはこんなお仕事をしてきました。今年は銭湯カルタとか銭湯トレカとか、また違うスタンプラリーグッズを作ってみたいなぁ…。
【日野がやってるコトこんなコト】