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子が産まれたので命名コンセプトをまとめてロゴまで作った話。

2022年6月27日16時1分に体重2908g、身長48.5cmで第一子が産まれました!現在は1ヶ月以上が経ち、日々息子の成長を感じながら忙しく過ごしています。可愛すぎて親バカを発揮しまくっています!

妊娠中は嫁の悪阻が重かったり、色々と体調に気を使ったりと大変でしたが、「産まれてからが本番だよ」というパパママ友達の暗示の通り昼夜とわずのミルクやりなどで(特に嫁が)寝不足の日々を過ごしています!笑

名前決めた?

SNSなどでの周りへの出産報告後、親族・友達によく聞かれた質問が「名前は決めた?」「名前は何にしたの?」でした。

実は産後、名前がまだ決まっていなかったので「もう少しで報告する!」しか言えない状況でした。名前を決めるってとても難しい…!

と、いうのも今でこそ夫婦で連携して子育てをしていますが、子供が生まれて来る前は2人の生活は「分業」になってしまっていて、思えばちゃんと話し合って「2人で決める」ってシーンがそこまで多く無かったなぁと反省しました。

息子命名に関するお互いの価値観

妊娠後、性別が「男」と決まってからなんとなく名前アイデアを出し合っていますが、お互い方向性の違いもあり「決まらない好み大喜利」をしていくだけの状態に…。そこでお互いの価値観を擦り合わせて方向性を確認する作業が必要なんだなと思いました。


父(僕):コンセプトやヴィジョンに沿った命名をしたい。
長年ブランディングデザインの仕事をしていると、子供の名前を付けるにも一本全体の筋を通したくなる…職業病。

父(僕)が子に当てた七夕の願い。ごめんよ、ヴィジョンの強い父で。

母:中性的な響きを好む。
呼ばれやすい、親しみがあるなど、息子を呼ぶ時の響きを重視。日々呼ぶ名前だから呼びたい名前を付けたい。

双方が共有する価値観。
少し変わった名前が良い。
人とはあまり被らないような名前が良い。
DQNネームやキラキラネームになりすぎない個性的な名前が良い。


というように、まずは2人の価値観を共有して、向く方向を揃えて2人で課題に取り組む体制作りから始めました。するとそこから名前が決まるまでは、とても早かったです。

命名プロセス

やった命名プロセスはこんな感じです。

  1. ステークホルダー(僕と嫁)の体制作り

  2. 調査と発見

  3. 分析と定義

  4. VMVの策定(= Human Identity)

  5. ロゴの開発と実装

というわけで最終的には簡単な資料にまとめてみました。

子の名前が決まってないと入院中は嫁(愛)の名前に「ベビィ」と付けられていた。
救急車でNICU(新生児集中治療管理室)に運ばれた時はとてもヒヤヒヤした。
子がいることはずっとヒヤヒヤし続けることなんだなと自覚した。
「作」に「作(な)す」という意味があるのがとても良かった!
「品(結果)」が出るのもいい!
CI(=Corporate Identity)ならぬHI(=Human Identity)笑

という感じで、父としては一本全体の筋を通した命名ができて、嫁としては中性的で、呼ばれやすい命名ができて満足です。

凝り性で「Human Identity」なども作りましたが、特にこの通りに育ってほしいとは思っていませんが、この先、息子に「なんで作(サク)って名前にしたの?」と聞かれた時にちゃんと答えることが出来るようにはしておきたいなと思いました。

息子よ!伸び伸び育てー!

そしてロゴは最終的にこんな感じのステッカーにしてみました!

書き文字ロゴは僕と嫁で手描きでアイデアを出して、それを統合したデザインになっています。

嫁の書き文字。可愛い。
僕の書き文字。


命名書もデザインをし、額装をしました!

この先、息子と嫁と、色々作ったりして遊んで行ければ楽しいだろうなぁと思っています。

というわけで、家族のために子育ても仕事も頑張りますので引き続きよろしくお願いいたします!

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