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カーテンと絨毯が部屋の反響をどれくらい吸収するかを検証してみました

こんにちは、Shotaroです。

新生活に向けて引っ越しが多い季節になってきました。
ミュージシャンの方で最初に悩まれるのは防音ですが、その次に部屋の反響で悩まれる方が多いように思います。
吸音材を大量に購入して壁に貼ることで調音しようとするも、コストに対して効果があるのか、見た目がうまくいかないという問題があります。
そこで今回は、自身の作業部屋を作る際に「何もなし」「カーテンのみ」「カーテンと絨毯」の3パターンで、家具によってどの程度吸音されるかを検証しました。

ポイント

・家具で吸音できれば、節約とおしゃれを両立できる。
・反響がモニターや宅録に与える影響はどの程度か?
・初心者DTMer、音大生、専門学生に調音の重要性を伝えたい。

検証に使用した機材

・部屋の広さ: 約4.5畳
・オーディオインターフェース: Audient iD14 mk2
・マイク: sonarworks xref20

レコーディングした楽器

・クラップ
・鶏のおもちゃ
・エレキギター(生音)

検証動画

各パターンにおける変化


「部屋の音響環境について」

音響環境が変化する度合いはこれほど大きいのが検証できました。
何も家具を置いていない状態では、響きが強くなりすぎて正確なモニターやレコーディングが難しくなることがわかりやすいと思います。

「初心者向けの具体的な話」

初心者にとって具体的な説明をすると、ミックスやトラックメイクの際にシンセやドラムの音のリリースを考慮したり、リバーブの量を調整する際に部屋の反響が混じってしまい正確に音を聞くことが難しくなります。
また、アコースティックギターや歌をレコーディングする際には
過剰なリバーブが録音され、ミキシングしても音が濁ってしまう可能性があります。
そのため、部屋の音響を調整することは制作にとって非常に重要です。

「カーテンや絨毯の吸音効果」

カーテンや絨毯などの家具が意外なほど吸音効果を持っていることが確認できました。
これから自分のスタジオを構築するDTMerや音楽学校の学生は
家具を選ぶ際に吸音性を考慮することで、コストを抑えつつ効果的なスタジオを作ることができます。
また、必要以上に吸音材を配置しないことで、おしゃれなスタジオをより簡単に構築することができます。

まとめ

今回の検証は初心者向けの内容でしたが、
実際にカーテンや絨毯の吸音効果を比較できてとても有意義でした。
次回も引き続きよろしくお願いします!

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