海が見える家
【あらすじ】
喧嘩がきっかけで疎遠になっていた父が亡くなった。入社一か月で会社を辞めた直後の出来事だった。
遺品整理のために訪れたのは父が住んでいた海が見える家。
主人公はしばらく家へ留まり、父の足跡を追っていく。
そこで知ったのは自分が知っている父とは全く別の姿。
人付き合いが下手で不愛想な父は、多くの人から必要とされる存在に変わっていた。
父を変えたのは、主人公が昔放った言葉。
「自分の人生が面白くないのなら、なぜ面白くしようとしないのか。他人にどんなに評価されようが、自分で納得しない人生なんて全く意味がない」
幸せとは何か?
を問いかける物語
【感想】
先週仕事のストレスが原因で体調を壊し3日間休みを取った。
幸い回復したが、「今自分は幸せか?」と考えることが増えた。
結論、幸せ。
体調は壊したけれども。
食べる物もあり、住む場所もあり、支えてくれる友人や家族もいる。
今回友人のおかげで立ち直ることができ、めちゃくちゃ感謝している。
正直、仕事に向いていない、つまらない、と不満を抱えながら働いていた。
会社を選んだのは自分なのに。
このままではだめだと思い考え方を変えた。
自分が楽しいと思えることに集中しよう。仕事の中で楽しいと感じることを作ろうと。
例えば、私はテレアポが一番嫌い。
2時間永遠と電話し続けることもあり、ほぼ受付カット。
受付のおばちゃんからは「もうかけてこないで」と迷惑がられキレられることもしばしば。自分が全否定された気分になり楽しいわけがない。
この一番嫌いなテレアポを楽しむ方法を考えた。
それは話せた相手を楽しませることに集中すること。
他にもどうやったら楽しくなるか考えることで嫌だという気持ちは減った。
だいぶ話は逸れたが、要は自分の考え方次第で幸せかどうかは変えられる。
今の生活をもっと幸せにするために何ができるか、仕事を楽しむためには何ができるか。
正直なところ、今でも仕事がつまらない、楽しくないと思う瞬間は毎日ある。
その度に、いかんいかん。楽しむ方法を考えよう。と思考を変えている。
この積み重ねだと思う。
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