
ビジュアリゼーションの輪郭を探る試み vol.1
「ビジュアリゼーション」と言われて何を思い浮かべるだろうか?
イラスト?図解?グラフ?アイデアスケッチ?
これは人それぞれに思うことは違うはずだと思います。それだけ実は世の中に「ビジュアル化する」ことはいろんなところに溶け込んでいます。だからこそ、その手法や活動から周りが感じ取れることや見えてくることは、現実に現れていて触れられる形のものからしか得ることができず、内包している目的や意味をキャッチしづらい現状があります。
↓清水さんがいろんな手法をリストアップしてくださっています。
ビジュアリゼーションの正解ではなく、
— 清水淳子 / shimizu junko (@4mimimizu) March 18, 2019
カオスな複雑さを味わう場にできたら嬉しいです◎
👁ビジュアリゼーション
人間が直接「見る」ことのできない現象・事象・関係性を「見る」ことのできるもの(画像・グラフ・図・表など)にすることをいう。
参考👉https://t.co/O6c5sot4QJ pic.twitter.com/e2qmqBeheq
また、SNSなどでは特に「現実に現れていて触れられる形のもの」自体が拡散されるので、そのビジュアリゼーションの文脈(表し手の思い、そのバの参加者とのやりとりなどなど…)はシェアされるたびに薄まっていくようにも感じています。
「形」が一人歩きしないように…
私の本業はインダストリアルデザインで、「意味のデザイン」を個人的な研究テーマに活動しています。つまり、「モノゴトの意味を形に表す行為」を行っています。(その過程でビジュアリゼーションの手法をいくつか活用しています)
また、逆に形のあるモノゴトの意味を「開く」ということも行います。それは、みんなが「そうだ!」「そういうものだ!」と思いこんでいるバイアスを外しながら、既存のものの見方を変えていくワークです。そこには、自身の思いや周りとの関係性の中で、新しい意味にリフレーミングしていくことを大切にしています。
冒頭でもあげましたが、ビジュアリゼーション(手書きのイラストからパワポの図やグラフまで)で溢れている現在、このグラデーションのように混じり合っている現状に境界線を引くのではなく、それらをつないでいる実践者やビジュアリゼーションを活用する人のそれぞれの"思い"からそれぞれの"意味"を見いだし、曖昧なビジュアリゼーションの輪郭を探っていけたらなぁと思っています。
↓そんな思いでツイートしたWSのアイデアが実際に動き出しています
清水さん、企画ありがとうございます!
ビジュアライゼーションについて、いろんな人と対話しながらビジュアライズして伝えていくみたいなワークショップとかがあると良いのかもしれない🤔
— giri / カタギリショウタ (@amamohu) March 15, 2019
あったら出たい!
むしろやりたい! https://t.co/xx3nvoiN5s
グラレコ含む、ビジュアリゼーションの世界を体系化してみる実験WS参加者募集!です🙋♀️
— 清水淳子 / shimizu junko (@4mimimizu) March 17, 2019
私たちビジュアルプラクティショナーらしく、目に見えない自分たちの複雑な活動を、一旦ビジュアルで可視化してみる実験を考えてます◎ 一緒にトライしてみたい方を募集中!
https://t.co/zpFgR1llEl #bosyu
募集はすでに終了していますが、今回の試みをこのnoteでも逐次レポーティングしていこうと思います!(ということでvol.1にしています)