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「こなれ感」と「抜け感」のはなし

こんにちは。
イメージコンサルタントのshotaです!

今回はファッション誌や記事を見ていると必ず出てくるワード

「こなれ感」と「抜け感」

この2つのワードについてお話ししたいと思います。
そして私が行っている診断サービス(顔タイプ・骨格・パーソナルカラー)がいかに重要なのかをお伝えしていきます。

雑誌を手に取ると必ずこの2つって出てきますよね。
買い物に行ったショップでも販売員さんに言われると思います。
では、この「こなれ感」と「抜け感」はどういう意味なのか、
よく聞くワードだけど何が違うのかを解説していきたいと思います。

「こなれ感」

こなれ感とは、オシャレな洋服、もしくはコーディネートをしっかり自分のものとして着こなしていることをいいます。
その日だけ気合いを入れてオシャレしているわけではなく、普段からいろいろな服をセンスよく着こなしているんだろうなと見ている人に想像させられるかどうか。

要は、自分の体を理解して自分は何が似合うのかを判断でき、コーディネートできること。なので、「着られている感」がないのが大前提になります。


こなれていない人たち

こなれていない(=残念な)コーディネート例をご紹介します。
左から
自分のサイズをわかっていない。
自分の体に合っていないレイヤード。
どことなく頑張っている感が出ている。

この3つ、自分自身をわかっていれば抑えられることなんです!!
その中の大きな部分が骨格と似合う色です。

皆の周りのオシャレな人を思い浮かべてみてください。

自分の似合う色をわかっていて、
自分のコンプレックスとなる部分をうまく隠せており、
「いつもオシャレ」というイメージ
ではないでしょうか。

結論、自分の似合うを理解していることがこなれ感を演出できる最大のキーポイントなのです。

「抜け感」

「抜け感」の使われ方は幅広く、「肌見せで抜け感を出す」というものもあれば、「色で抜け感を意識」と書かれたり、さらには「抜け感のあるシルエット」を紹介しているものもあります。
どれも「抜け感」という雰囲気を伝えていて曖昧に感じますが、共通しているのは、コーディネートのどこかに力が抜けたように感じさせる部分があるかということ。
さらに、コーディネートが重く見えず、軽快さが感じられるかどうかがポイントとなっています。
ただし、力を抜いて軽さを出すとはいっても、野暮ったく見えるのはNG。あくまで大人っぽく品のあるファッションが基本です。
本当に力を抜いているわけではなく、力を抜いているように“見せる”のが重要なのです。
ではいつからこの「抜け感」という言葉を聞くようになったのでしょうか。
おそらく皆様の中でも知らない間に耳にしていたという方が大半だと思います。
簡単にこの「抜け感」という言葉が使われるようになった背景を解説します。

2000年代前半ぐらいまでは、上品で控えめなお嬢様風のファッション、いわゆるコンサバ系のスタイルが持てはやされていました。

2000年前半のコンサバスタイル


しかし、だんだんと「脱・コンサバ」がオシャレのキーワードとなり、2000年代半ばごろのファストファッションの台頭とともにカジュアル志向が高まっていきました。
そして、アメリカ・ロサンゼルス発のセレクトショップ「ロンハーマン」が2009年に日本初出店したあたりから、西海岸風のどこかゆるさを感じるリラックスしたスタイルが圧倒的に支持されるようになったのです。
そんな背景もあって、現在はコーディネートがカッチリと見えすぎないよう、どこかに力を抜いた“隙”を作るのがトレンドとなっています。
その隙のことを、ファッション誌などが「ヌケ(抜け)を作る」と説明するようになり、やがて「抜け感」という言葉として浸透していったようです。

オトナ女子のイマドキ抜け感コーデ

左から
・シャツやブラウスではなくあえてスウェットにすることでカチッとしすぎない抜け感演出
・インナーにシースルー素材をレイヤードすること、ボトムスをエアリーな素材にすることで抜け感を演出
・アイテムはどれもベーシックだが素材をカジュアルなものにし、足元をスニーカーにすることでコンサバ過ぎない抜け感を演出

さらに、抜け感という言葉はファッションに限らず、ヘアやメイクを紹介する記事の中でも当たり前に登場するようになっています。
ヘアでは、髪をまとめるときにあえておくれ毛を引き出して無造作に仕上げるのを「抜け感ヘア」として紹介したりします。
メイクでは、バッチリとメイクしたように見えないよう、たとえばアイホールの中央にハイライトを入れてベタッと見えないよう工夫するなど、さまざまな「抜け感メイク」のテクニックが取り上げられています。
そんな風に、現在ではファッションからヘア、メイクまで「抜け感」というキーワードがすっかり浸透しています。

「こなれ感」と「抜け感」は上級者テクニック?

ここまでの解説をご覧いただき、
私には難しい・・・
と思った方も多いはず。
自分自身をわかっているつもりでも実はわかっていない部分や勘違いしている部分って多いんです。
私もずっとそうでした。
背が小さいからワイドパンツは似合わない。
華奢だからオーバーシルエットは似合わない。
顔のパーツがはっきりしていないから優しい色はぼんやりする。
ずっと固定概念にとらわれて絶対着ませんでした。
しかし、客観的(ショップ店員さんや友人、職場の同僚や先輩)な意見をきくとそれは真逆でした。
実際に試着すると「あ、悪くないかも・・・」、「意外といけんじゃん」、「なんで着てこなかったんだろう!!」とたくさんの発見がありました。
それは当時自分の体、似合う色を理解していないからでした。
今ではワイドパンツもたくさん履きますし、
オーバーシルエットもたくさん着ますし、
ベージュやカーキといった優しいカラーもたくさん着ます。
それは自分の体と似合う色が理解できたからです。

ここまで"自分の体と似合う色"を連発してきているのでどれだけ必要不可欠なのかがご理解いただけると幸いです。
ですが、
自身の体を知る⇒骨格診断
自身の似合う色を知る⇒パーソナルカラー診断
加えて、
どんなテイストが似合うか⇒顔タイプ診断
は正確なものを知るためには客観的にみる必要があります。
なぜなら、皆さんはご自身の事を良くも悪くも知りすぎており、固定概念を取っ払うことができないからです。
これは10人中10人がそうなのです!

なのでここまでご覧いただいた方、
少しでも診断に興味がある方、
新しい自分に会ってみたいと思っている方、
お気軽にお問い合わせください。

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