これからを快適に過ごすために知っておくべきこと
こんばんは。
イメージコンサルタントのshotaです!
本日は、これからの暑くなる時期にどう快適に過ごすか?
Tシャツ以外の選択肢を皆様にお伝え出来たらと思います。
さて、皆様は夏のトップスはどんなものを選びますか?
汗ばむ時期だから涼しくて軽いもの、身体にぴったりしすぎないトップスとしてTシャツやシャツを選ぶ方が多いのではないでしょうか。
「夏にニットは暑い」と考えている方がとても多いのですが、“サマーニット”と呼ばれる夏でも涼しく着用できるニットがあります。
欧州ではサマーニットのポジションが明確に存在しており、Tシャツやシャツ以外の選択肢として一般的に愛用されています。
優れた通気性や吸湿性の為、素材は主にコットンやリネン、もしくはコットンリネンの混紡などがメインです。織物のように目が詰まっておらず、編み目がざっくり大きめなため、通気性に優れているのが特徴です。
春夏にぴったりな薄手のタイプから春から秋口まで長い期間活用できる厚みのものまで幅広く、半袖、長袖と展開されています。
日本や東南アジアの夏は夜でも熱帯夜と蒸し暑いため、夏に長袖のニットを切るイメージは少ないかもしれませんが、欧州では日中と夜の温度差が激しい国が多く、夏でも夜用の軽い羽織や薄手の長袖トップスは必需品です。
さらには、クーラーが効きすぎている室内の防寒対策としても、多くのブランドで夏用の薄手長袖ニットやカーディガンを展開しています。
Tシャツはカジュアルな印象が強くなりますが、サマーニットはラグジュアリーなイメージがあり、「紳士的」で上品なアイテムとも言えます。
暑い日本の夏でも快適に着用できる“半袖サマーニット”にフォーカスし、その魅力をお伝えしていきましょう。
サマーニットがスマートに見えるワケ
サマーニットがカジュアルになりすぎずTシャツよりもサマになる理由は何でしょう。
最も大きな違いは織り方にあります。Tシャツと同じコットンを使用した場合でも、Tシャツは目が詰まっているため平面的に見えます。
一方、サマーニットはTシャツよりも隙間のあるふわっとした編み方になっているため通気性が良く、糸の表情も出るため着用した時に立体感が出ます。
また、袖や裾は伸びないように編み方が工夫されていて、“ブラウジング”という膨らみが入っていることが多いです。このメリハリはTシャツにはないテクニックです。さらには、襟元もきれに首に沿うように編みにより調整されているため、厚みを感じる箇所がなくすっきりしていることも上品さをアップしています。
サマーニットがおしゃれでスマートに見えるのは、シンプルゆえに引き立つシルエットの美しさと原料の良さが際立つニット独特の表情ではないかと思います。
Tシャツ(カットソー)とサマーニットの違いが少しでも理解でき、サマーニットがこれからの時期のワードローブに入れて頂けたら幸いです。