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おおつちくらし - 8月のこと。|Syota Ito

おはようございます。伊藤です。
8月の活動報告になります。よかったらご覧ください。

■気仙沼 へ視察に行きました

8月2日に気仙沼へ視察に行ってきました。視察先は以下になります。

▶︎視察先
・nagame 河井さんの個展
 https://lit.link/nagame2019
・気仙沼移住定住センター MINATO
 https://www.minato-kesennuma.com/
・ゲストハウス スローハウス
 https://slowhouse.mystrikingly.com

▶︎内容
 空き家利活用・移住定住促進事業に関する視察、意見交換会
 
▶︎行程
 10:00 大槌町出発
 11:00 nagame 到着、意見交換・交流
 13:00 気仙沼移住定住センターMINATO 到着、見学・質疑応答
 14:30 ゲストハウス スローハウス 到着、見学・意見交換

▶︎質疑応答
①nagame にて
Q.名前・店名の由来は?
A.眺めのよい丘の小高い場所にあること、ここでしか味わえない人ぞれぞれの眺めを見つけられる場所にしたい、と思ったから。

Q.ここは空き家・空き店舗を活用して立てたお店とお聞きしました。
A.・空き家は市内でも増加傾向にあり、この店舗がある地区でも年々増えている。
 ・元々音楽関係や飲食関係の仕事をしていた(夫婦)ため、二つを掛け合わせた「アートギャラリー&カフェ」をつくりたいと思った。
 ・空き家バンク等を調べつつ、最終的には知人経由で本物件を紹介してもらった。
 
Q.「アートギャラリー&カフェ」という形態のメリットは何ですか?
A.・若手のクリエイターは自分を表現するための場を求めているが、知名度・資金面の関係
  で、個展等を開く場や機会を確保することが難しい現状がある。
 ・そのため、カフェの一角をギャラリーとして貸し出すことで、気軽に個展等を開く機会を提供することが可能になる。
 ・貸出ギャラリーでクリエイターというコアな層を、カフェで一般客層を、とそれぞれ違うターゲットにアプローチしていくことで、幅広い層に認知拡大を図ることができる。
 ・上記に伴って、この場所を起点とした様々な交流と関係人口の創出に寄与することができている。

②気仙沼移住定住センターMINATO にて
Q.町の中心部に移住支援拠点を設置したことの狙い・メリットを教えてください。
A.・町の中心地に当拠点があることで、現地での移住相談を希望される方・移住体験ツアーに参加される方々などがアクセスしやすい。(説明もしやすい)
 ・町の様子、特色、復興の歩みなどを外に出ればすぐに説明できる。
 ・複合施設の中に拠点を構えているため、他のお客様からも認知されやすい。(地域からの理解、観光客への認知向上にもつながる)
 ・市内の各名所、スポットなどへのアクセスも良い。

Q.コワーキングスペースと併設されていることの狙い・メリットを教えてください。
A.・コワーキングスペースの利用者への認知向上、ワーケーション利用から移住相談という流れも見込める。
 ・一般人をはじめ 企業利用も可能なため、賑わいを視覚的・感覚的に見せることができる。そのため、移住相談に来訪された方々への印象も向上する。
 ・地方でもこのような場所、仕組みがあることを示すことができる。(移住ハードルの軽減につながる)

③ゲストハウス スローハウス にて
Q.なぜ空き家を活用してゲストハウスを作ろうと思ったのか?
A.・空き家は市内でも増加傾向にあり、郊外だけでなく中心地でも年々増えている。
 ・空き家バンク等を調べつつ、最終的には知人経由で本物件を紹介してもらった。
 ・世界一周をしたり自転車で日本一周をしていたメンバーが集まり、自分達みたいな「旅の人」がふらっと立ち寄り、新しい繋がりを生み出していける場所を作りたいと思った。

Q.ゲストハウスを作ることで、地域へどのような影響がありますか?
A.・ゲストハウスを作る段階から、多くの町外の方や町内の方が多く手伝いに来てくださったりしたことで、地域に溶け込みつつ 地域に新しい人の流れを生み出すきっかけを作ることができていると思う。
 ・実際に、このゲストハウスを開業するまでに、約100人以上の協力者が訪れた。
 ・空き家であっても アイディア次第で利活用できることを目に見える形で示すことができた。

Q.カフェとゲストハウスを併設していることのメリット・狙いは?
A.・ゲストハウス単体の収益だけではなくカフェの2軸で経営することで、稼働時間中の利益最大化と経営的なリスクヘッジを図ることができている。
 ・カフェを目当てに来たお客様がゲストハウスに宿泊したり、逆のパターンもあったりと、お互いの事業の相乗効果が見込める。

■移住フェアに出展&登壇 @東京

8月5・6日に東京で開催された 全国規模の移住相談フェアに出展してきました。大槌町移住時定住事務局として全国規模の移住相談会に参加するのは初となります。

これまでは、県単位を中心とした移住イベントに参加してきたため、岩手を何かしらですでに知っている人・岩手に移住を検討している人たちが参加されていました。しかし今回は、全国規模となるため、ふんわりと移住を検討している、移住まではまだ行かずとも地方・ローカルに興味がある、といった層が多く、その中でいかに大槌町をPRしていくかが重要となりました。

数分ではありましたが ステージでのPRタイムもいただき、相談ブースにも協力隊に興味がある人をはじめ、たくさんの方々に来ていただけました。

今後も引き続き、リアル出展でのPR活動にも力を入れていきたいと思います。

■自分と向き合う1week実践型プログラム『ワカモノカケル』  & インターン生2名を受け入れました

先月に引き続き、若者交流人口を創出する企画「ワカモノカケル」の企画制作を進めています。実施間近となり、内容のブラッシュアップや関係各所との調整、募集PR活動に明け暮れています。

そんな中、2名の大学生インターン生が本企画の運営チームに加入してくれました。

プログラム当日が近づくにつれて インターン生も私たちも士気が上がっていき、よし!明日から頑張るぞー!っとなっていた矢先、、、、

参加者がまさかの体調不良等で立て続けに不参加に、、、。

その結果、大変心苦しい判断ではありましたが、今回の実施は見送りとせざるを得ませんでした、、、。

しかし、参加予定だった方のうち1名が せっかくだからと当日大槌へ来てくださり、オリジナルの移住体験ツアーを実施させていただきました。
大槌の夏を満喫してもらうことができ、帰り際には「とても楽しかった」「また遊びに来たいと思います」「大槌のこれからの盛り上がりに期待しています」という嬉しいお言葉をいただけました。

今回は不催行となってしまいましたが、現在、よりブラッシュアップした企画を練りつつ 来年春に向けて実施を考えています。今年の冬から募集を始めようと思っていますので、ぜひご期待ください◎

■伊藤、農業はじめるってよ。 【8月】

8月。農家にとっての繁忙期。
今年は去年の経験を踏まえ、少量多品目から中量中品目の栽培に転換を試みてみました。メイン野菜は下記に絞りました。(それでも多いけど笑)

・白ナス/米ナス
・白トウモロコシ
・ズッキーニ(緑/黄色/太長/丸)
・カラフルじゃがいも
・バターナッツカボチャ
・オクラ(赤/白)
・えだまめ
・フルーツパプリカ

8月は特に「白ナス/米ナス」「白トウモロコシ」「ズッキーニ」が 恐ろしいほどの収穫量に。白ナス/米ナスは合計で約2000〜3000個、白トウモロコシは約400本、ズッキーニは約3000本以上 収穫し販売することができました。

また、定期的に農作業体験も実施しました。土づくりの方法や管理作業、収穫から出荷作業まで、農家としてやることすべて一緒に実施できるようにしています。もし興味のある人はお気軽にご連絡ください◎

9月からは夏野菜の残り出荷と、秋冬野菜の準備で大忙しになる予定。
その様子は、来月の報告書で。

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