言葉にならない
言葉にならない。
感覚派がビジネスする時に、
よくぶち当たる壁だ。
質問に対して、
何かを紡いでいるけれど、
その言葉自体も
間違っている気がする。
言葉にならない、
もっと大切な、
コアなものがあるような気がする。
でもそれが表現できない。
言葉の端々に
カケラがあるけれど、
その言葉をそのまま
受け取ってもらうと困る。
本質はまだ言葉になっていない。
自分もつかめてない。
でも何かがある。
ぼく自身の感覚で言うと、
そんな感じで、
苦しんでいる時期が
何年も続いた。
その時、
切に願っていたのは
「言葉にならない部分も含めて、
汲み取ってくれたうえで、
自分に最適なカタチを
提案して欲しい。」
っていうことだった。
自分にはたぶん何か
才能や素材は
あるような気がしている。
でも、それを
どういうカタチで
打ち出していいかが分からない。
見えない。
そんな時に、
ビジネス畑にいる方に
相談しても、
「何を売りたいんですか?」
って聞かれても、
それが、自分も
知りたいんだよー(´Д⊂ヽ
って感じだったし、
理解してもらえない
悲しみと孤独が
深まるばかりだった。
それはぼくの話だけど、
感覚派の人って、
けっこう同じような体験を
しているみたいだ。
ここを抜けるために
大切なことは
*抽象的に考えられる人と
壁打ちしながら明確にする
ことである。
分かってもらえないなら
もういい!
自分でどうにかする!!
って思ったところで、
伝わらないことは
分かっているよね。
ここで、希望を伝えるなら
「必ず、あなたの言葉にならない
想いを汲み取ってくれる人は
世の中に存在する」
ということだ。
それも、ごくまれに、
とかではなく、
いると思えば、
意外と身近にいたりする。
そういう人との対話の中で、
自分の中の何かが、
少しずつ少しずつ、
明確につかめるようになってくる。
この対話しながら
明確にしていく感覚に
慣れてくると
感覚派のビジネスは、
ものすごく進みやすく、
伝わりやすくなるよ。
なので、ぼくのやっている
翔太塾では、
シェアワークがやたら多い。
講座以外でも
受講生同士でいつでも
気軽にシェアする場として使える
「自習室」を作っている。
それから、ぼくが
コンサルする時も、
なるべく相手の感覚に
チューニングを合わせながら
意図を組むことを大切にしている。
そんななかで、
すこしずつ、すこしずつ
自分のなかにある
なにか、を言語化していくのだ。
大事なことは、
焦らないことだよ。
ちょっとずつ、
伝えるチカラを
身に着けていこう。
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