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【読書】成瀬は天下を取りにいく/成瀬は信じた道をいく



こんにちは。
しょっぴーです。
今日は「成瀬は天下を取りにいく」「成瀬は信じた道をいく」
こちらの二冊をご紹介。

主人公「成瀬あかり」が実在するなら
推し活をしてみたい。
そう思わせてくれる程、私は主人公「成瀬」の変わった魅力に
引き寄せられ、推してしまいたい程、好きになってしまった。

「成瀬は天下を取りに行く」は、著者 宮島未奈さんのデビュー作。
主人公「成瀬」が中学時代の話。地元滋賀で繰り広げられる
話だが、幼馴染の「島崎みゆき」と一緒にM-1出場を目指したり
西武大津店閉店カウントダウンに毎日通うなど、普通ならやらない事を
成瀬は真剣に挑戦してしまう。そして、最後までやり遂げてしまうのだ。

続編の「成瀬は信じた道をいく」では、京都大学に進学し、琵琶湖大津
観光大使になったり、少し大人になった「成瀬」をこれまた
個性あるキャラクター達が、引き立てていく。

主人公「成瀬」も然り、幼馴染の「島崎」含め、登場人物も一人一人個性があり、愛着を持ててしまう。その人達に焦点が当てられ、一篇づつ物語が進んでいく。
もちろん、どの話にも主人公「成瀬」が絡み、登場人物からみた「成瀬」の視点が更に「成瀬」の魅力を際立て、好きにさせてしまう。


実は、私は何も知らず続編から読み始めてしまったが、それはそれで
エピソード0的な感じで、問題なく読み進められた。

また「成瀬あかり」に会いたい。
続編を期待させてくれる、二作品でした。

それでは、また!

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