Scratchで学ぶビジュアルプログラミング ―教えられる大人になる
今回はこちらのプログラミング関係の本です!
スクラッチの記述以外にも、プログラミング学習のwhyが多めなので、それをメインに載せていこうと思います。
・子供にとっての、なぜプログラミングを学ぶのか
A.料理のように、コンピュータープログラム工作でゲームを作れるから
・プログラマの仕事もコミュニケーションが必要
他のプログラミングとの関係でうまくいかない場合、その他の制作者と解決する必要がある。単独で完結できることは少ない
・小学生のビジュアルプログラミングは、直接はデータサイエンス周りにかかわらないが、原理を知るのに必要
数学を学ぶために、算数が必要みたいな感じ。逆に算数を学ぶのに数学(方程式)の知識はほぼ要らない
・1割の端末はトラブルがあってもよい数の確保しておく
用意した機材(pc)が問題なく活動するとは限らない、主に学校向けの話
・パソコンの扱い方に注意
スマホと違って落としたりしてはだめ、物理的な扱いも注意を図る
・いつネットが途切れるかわからないのでスクラッチはインストールしよう
オフラインでもオンラインでも活動するからこそ、オフライン(インストール)でもできるようにしましょうということ
・子供に教えるのであれば、サポートの人も必要
条件:コンピューター機器を扱える,子供の話を聞き、表情の変化に気づける
・正しいやり方を教え、間違ったやり方の対処方法の学習が重要
学ぶ側は、正解だけではなく、失敗へのアプローチ方法も重要となる
・目標達成型、探索型、説明型があり、組み合わせることが重要
目標:達成感はあるが、作業ゲームになる(ただ並べるだけ)可能性がある
探索:達成感や喜びがあるが、指導者の知識が必要で、遊びだす子もでる
説明:準備やチェックは楽だが、作り方の勉強ができない
・収支が伴うビジネスとして行う場合、募集対象を絞る
対象が経験者か初心者か、グループ化をして募集しようということ
初心者:子供の表情やしぐさに注意し、基本的なことでも、"こんなことはできるかな?"と問いながら基本的なことを教えていく
経験者:OOゲームを作るのような教材で、相談に乗る程度の態度で接する
その他:"音楽"のような機能面で絞り、目標達成型が向いている
・スクラッチのネコの画像を営利で使う際、MITメディアラボの了解が必要
使う前に知れてよかったかもですw
・ネットの自動更新や、容量に注意
自動更新によるwi-fiのパンクや、時間のストップに注意しておく
・シナリオ作成で、よくばらずっ要点を絞るほうが良い
トラブル対策のために、ゴールは絞って、時間が余ったら..スタンスが良い
・ビジュアルプログラミングは、子供が注意を引くために、あえて世界観を学びやすいようになっている
本来、プログラミングで音を出すのは結構難しい
・うまくいかないことを避けるのではなく、対処できる学習
プログラミングでうまくいかないのは、学びのある場だからこそ、逃げるのではなく向き合って学習しましょう。いやです
こんな感じで、スクラッチの使い方も詳しく書いてあるので、入門者向けですが、書籍としては大人用です。