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白と青が輝くロマンチックな島、ギリシャ🇬🇷はサントリーニ旅行記 【ヨーロッパ3カ国旅行 6~7日目】
※この記事は上の記事の続きです。
9/21の夜。僕たち3人はサントリーニの空港に到着した。
Ryan Airで。飛行機が着陸すると、機内では拍手が巻き起こった。
うまく着陸できるのが珍しいから、いい感じに着陸できた時には拍手が起こるらしい。
いや、怖すぎだろ。
これが噂のRyanか。
この日はもう夜だったこともあり、タクシーでホテルに行くとサントリーニを特に感じることもせずに眠りについた。
9/22朝。快晴である。
気温は確か22度くらいで、朝は外に出ると普通に
寒っ
って思った。
まあ、昼以降は日差しで暑くなることが想定されるので、アテネで買った半袖で出かけるけどね。
それぞれ朝の準備を終え、一旦ホテルが割とフィラの市街地に近いところにあったのでホテルの周りを散歩することにした。
するとそこには、くる前から想像していたような白と青の美しい世界が広がっていた。
本当にこんな感じの街並みなのか。
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次に行くイギリスはかなり寒いらしいので、15度くらいの寒さに耐えうるような洋服を物価のまだイギリスよりは安いサントリーニで買っておきたいと思い、いろいろなお店を見て回っていたのだが、
服がめちゃくちゃ安い。普通に質もいい感じのスウェットが20ユーロくらい。
アテネより全然安い。
これには結構驚いた。普通に服以外のものも思っていたよりも全然良心的な値段だった。
白と青でセンスのあるいかにもサントリーニと言えるようなさわやかな多種多様のお土産がそこらじゅうに並んでいる。
サントリーニは街並みだけじゃなくて、お土産を買うにもいい感じのところのようだ。
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サントリーニ島は、ギリシャのエーゲ海に位置する火山島で、世界的に有名な観光地です。地理的な特徴を簡単に説明すると次の通りです:
1. **火山島**: サントリーニ島は、大昔の火山噴火によって形成されました。島の中心部分が崩壊してできた「カルデラ」と呼ばれる巨大な湾が特徴で、この湾がサントリーニの独特な風景を作り出しています。
2. **断崖絶壁の景観**: 島の西側は、カルデラに向かって急な崖になっていて、そこに白い家や青いドーム型の教会が建てられています。これはサントリーニの象徴的な景観です。
3. **エーゲ海の青さ**: サントリーニは青い海に囲まれ、特に断崖の上から見る景色は息をのむ美しさです。美しい夕日も世界中の観光客を引きつけています。
4. **火山の影響を受けた土壌**: 火山島であるため、土壌には火山灰や溶岩の影響があり、ブドウ畑が広がり、独特なワインが生産されています。
サントリーニ島は、その火山の地形と美しい海、伝統的な白と青の建築が特徴の特別な場所です。
と、ChatGPTも説明してくれたように、サントリーニ島はカルデラによってかなり断崖絶壁で移動の高低差が多い。
そこで、フィラの市街地と港を繋ぐ移動方法として、ロバがたくさんいるのだ。
ロバタクシーである。
港と市街地をつなぐ階段にはロバの糞がたくさん落ちていて、いわゆる牧場の匂いがする。
結構ロバの通行量は多く、僕は階段を歩くロバ2頭に挟まれて危うく死にそうになった。怖かったー。
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僕たちは、ロバを使わずに港までひたすら階段を下り、港からはケーブルカーで1分くらいで市街地まで登った。
いや、あんなに頑張って降りたのに1分で登れちゃうんかい。
一緒にケーブルカーに乗ったお姉さんがたとは、サントリーニ島が狭いこともあり、この日5回はすれ違ったかなあ。
その度に適当に挨拶してちょっとだけ仲良くなりました。
さて、サントリーニ産のワインを飲みながらゆっくり美味しいイタリアンと景色を楽しんだところで、いよいよ"世界一美しい夕日"を見にイアに出発である。
イアは、本当に美しいところだった。
たまにテレビとかで見てきたあの美しい風景が、現実として自分の目の前に広がっていた。
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イアの街をぶらぶら散歩しながら色々街並みの写真を撮ったり、カフェに入ってトニックウォーターを飲んだりしているうちに、いよいよ日が沈む頃合いになってきた。
夕日がいい感じに見えるスポットに移動。
結構早めに移動し、自分たちがいい感じだと思うスポットを陣取ったのだが、時間が経って気づいたのは、どうやらそこはあまりいいスポットではなかったらしい。
あれ、ここあんまりいいスポットじゃなくないか?
と気づき、いい感じのスポットに移動しようと思った頃にはもう周りには人、人、人、だった。
ただ、まあ2列目くらいを確保し、夕日を見ることができた。
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サントリーニには日本人も意外といて、10人くらいは見かけたかな。
さて、フィラにバスで帰ります。
市街地で、美味しい夜ご飯を食べて、一日目は終了。
2日目は、イスタンブールの2日目からはずっと一緒にいた友達ともお別れです。もう日本に帰っちゃうらしい。その友達は9/7?くらいからずっとヨーロッパにいたのでまあもう日本に帰りたくなってたらしい。
というわけでずっと一緒にいる友達との2人行動がまた始まります。
この日は、ビーチでカヤックをする予約をしていたので、適当に安いのにめっちゃお腹にくるクレープという朝ごはんを買ってバスに乗った。
さて、ビーチ到着。
あれ?
全然人いないやん。
ビーチにはびっしりビーチパラソルとインフィニティチェア的な感じのくつろげる場所が確保されているのに、人は想像していたよりも全然いなかった。
そこらへんにいた地元の人に聞いてみると、
「シーズンもう終わったんよ。だから人いない。でも、シーズン中はめっさ人おるよ。」
って言われた。
あ、もうシーズン終わってるんだ。確かに朝とか割と寒いもんな。
とは言っても気温はあまり高くはないが、サントリーニの日差しはめっちゃ強い。
日向に出ると全然暑い。
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さらには、私はビーチサンダルとか持っていかなかったから裸足で行動していたのだが、本当にちゃんと火傷する。あの砂は。
これはまじ。全然立ってられない。普通に日陰の砂しか歩けん。
そうこう思いながら、やっぱり寒いから全身は海に入らず、波打ち際で波と戯れていると、一人の男の人が近づいてきた。
どうやら日本人らしい。向こうもこっちを日本人だとわかって話しかけてくれたようで、色々話していくうちに、相手も東大生だとわかった。
え、まじか。
インスタを交換すると、共通の友達も何人かいて、
世界狭っ
ってお互い笑った。
どうやらドイツに留学をしていて、そこから旅行に来たらしい。
しばらくお話をしていたが、もう直ぐカヤックの予約の時間である。
僕はその人との話を切り上げ、カヤックの予約の場所に向かった。
一つのカヤックに二人でのり、少し沖の方に出てみたのだが、海が綺麗すぎてずっと底が見える。
あれ、浅いのかな?
って思ってオールを底につけようとしてもつかない。
海が綺麗すぎるのだ。
とまあ、しばらくカヤックを楽しんだのだが、二人とも普通に海の波でちゃんと酔ってしまい、予約の1時間も全然立っていないのに終了した。
勿体無い。
シャワーで汚れた体を洗って、着替えて、熱すぎる砂に悶えて、水を飲んでパラソルの下で休んでいると、僕に隣から青年が話しかけてきた。
うっ。
急に英会話教室が始まった英弱の僕は、ちょっと面倒くさいなと思いながら顔を上げた。
ちょっと話すと、どうやら19歳のウクライナ出身らしい。
いや、俺より若いのかい。
しかし、しばらく話していても英語を話す苦しさがあまり苦にならない会話の楽しさで、その青年は19歳ながらになんたら大学(名門校)で色々学びながら、どっかの会社で仮想通貨のことをなんかやってるらしい。
(内容が曖昧すぎるのは、ただただ英語が聞き取れきれていないというのと、僕の記憶がもうあまり残っていないという二つの理由があります。)
最初には想定しないほど、仲良くなってしまった。
インスタも交換したし、写真も撮っちゃった。
途中で、日本人なのになんでそんなに英語上手いの?
って聞かれて、普通に嬉しくなっちゃった。
英語がんばろ。
お土産とか諸々買って、バス停に移動した時にもその青年と偶然会って、別れを惜しんだ。
旅ってこういう出会いがあるからいいのかもな。
英語がんばろ。
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というわけで、あとは21時くらいの便でロンドンに移動するだけなので、ここら辺でサントリーニ編は終わっておきます。
次回、最終回。ロンドン編。お楽しみに。