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メルボルン生け花フェスティバルCEO放談

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海外で日本文化を紹介する楽しさや大変さを紹介。資金も実績もない状態からチームワークと工夫でメルボルン生け花フェスティバルを国際イベントにしていく過程をお伝えできればと思います。
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記事一覧

明日に向かって生けろ

生け花の国際化とは? 生け花の国際化への取り組みといった場合、「より多くの国々で、より…

Shoso Shimbo
1か月前
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開会の言葉: 和メルボルン生花フェスティバル2024

2024年度の開会式での私の挨拶を日本語訳して紹介します。AIを使っての日本語です。オリジナル…

Shoso Shimbo
5か月前
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メルボルン生け花フェスティバルCEO放談(1):はじめに

オーストラリア、メルボルンで開催される「和・メルボルン生け花フェスティバル」に出展しませ…

Shoso Shimbo
1年前
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メルボルン生け花フェスティバルCEO放談(2):すべては妄想から生まれた

私の生徒はすごい 外国人の生徒に生け花を教えるのがいかに難しいか、 などということとをあ…

Shoso Shimbo
1年前
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メルボルン生け花フェスティバルCEO放談(3):まずは挫折でスタート

2019年、8月31日、9月1日に初回のメルボルン生け花フェスティバルが開催されました。…

Shoso Shimbo
1年前
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メルボルン生け花フェスティバルCEO放談(4):開会の挨拶

第1回メルボルン生け花フェスティバルの開会式(2019年9月)での私のスピーチを紹介しま…

Shoso Shimbo
1年前
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メルボルン生け花フェスティバルCEO放談(5):成功の要因は?

海外で日本文化を紹介する「大変さ」と「楽しさ」を、アレコレ語っていこうと思います。まずは、2019年初回開催のメルボルン生け花フェスティバルについて、数回にわたって分析しつつ、報告していきましょう。 続いて、ウェブサイトに書ききれない、その後の変革、そして、今後の予定まで紹介できればと思います。 来訪者からのコメント まずは、初回開催後いただいたメッセージをいくつか紹介します。積極的にコメントを依頼したわけではないのですが(実は、そこまで配慮が回らないほどスタッフ全員働き

メルボルン生け花フェスティバルCEO放談(6):最大の成功要因

海外で日本文化を紹介する「大変さ」と「楽しさ」を、アレコレ語っていこうと思います。前回に…

Shoso Shimbo
1年前
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メルボルン生け花フェスティバルCEO放談(7):成功の秘訣(上)

2019年度メルボルン生け花フェスティバルについての雑感です。終わってみると、その特徴が…

Shoso Shimbo
1年前
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メルボルン生け花フェスティバルCEO放談(8):成功の秘訣(中)

「成功の秘訣」として、総括的な話をしてみたいと思います。先に公開した2019年度の開会の挨拶…

Shoso Shimbo
1年前
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メルボルン生け花フェスティバルCEO放談(9):成功の秘訣(下)

州外、国外からの出展者をお呼びするには? このフェスティバルの大きな特徴のひとつは、生…

Shoso Shimbo
1年前
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メルボルン生け花フェスティバルCEO放談(10):オンライン花展・花信の発想

オンライン花展、花信(Hanadayori)について、その発想の原点をお話しします。やがてこのHana…

Shoso Shimbo
1年前
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メルボルン生け花フェスティバルCEO放談(11):花器賞の発想(上)

「メルボルン花器賞」はメルボルン生け花フェスティバルの新しいプログラムとして2022年か…

Shoso Shimbo
1年前
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メルボルン生け花フェスティバルCEO放談(12):花器賞の発想(下)

賞金額が少なくても 賞金額の少ない分、これを意義のある賞にする工夫を考え、あれこれ手を回します。オーストラリアの陶芸では最高峰のヒロエ・スウェンさんに協力を求めますと、快く審査委員長を引き受けてくださいました。これでなんとかなりそうです!オーストラリア史上初(おそらく)の花器賞の発進です。 困難打開策、一言で言えば ここで私が見つけた教訓はこうです。ある予算内で二進も三進もいかない場合、ひとつの試みとして、あえて予算を拡大してみること。資金不足の問題は、より多く遣って