CEOミナガワがオススメするドラマ・映画・アニメ5選
こんにちは、ショシナビCEOのミナガワです。
そろそろGWということで、連休中にオススメするドラマ・映画・アニメをご紹介していきます。
なんだかんだ、物語の主人公に影響を受けて、日々の考え方が変わったりしますよね。
本日ご紹介する作品の主人公は、どれも、一癖ありながらカッコイイ愛すべき人物です。もしかすると、仕事の場面でも何かの役に立つかも・・・?
1. 結婚できない男
2019年に続編が放送された2006年放送の人気テレビドラマです。
阿部寛演じる建築家、桑野信介は仕事の評価やルックスが良い一方で、偏屈で皮肉屋な性格で周囲を困らせます。
しかし、どこか憎めないキャラクターの彼のまわりには、愉快な仲間が集まってドタバタと楽しい日常が繰り広げられます。
各話のタイトルは「~で悪いか!!」で統一されており、一人が好きで悪いか!!、休日を一人で過ごして悪いか!!、親戚づきあいがキライで悪いか!!・・・と世の中で良しとされている価値観に”いちゃもん”をつけています 笑
人は誰しも完璧じゃない。
世の中が良しとしている価値観も本当は嫌いだ。
・・・そんな僕らを肯定してくれるように、桑野はめちゃくちゃで、そして何故か時々カッコイイ。
みんなに好かれなくても良いじゃん。自分流で行こうぜ、そう思わせてくれる作品です。
2. ハゲタカ
バブル崩壊後の1997年~2004年を舞台に、外資系バイアウトファンドが不良債権処理、企業買収をする姿が描かれます。
僕らが生きる資本主義社会とは何なのだろうか。ピシッとしたスーツに身を包んだエリート達が「金」と「プライド」に翻弄されながら、答のない人生の問いに苦悩し続けます。
このドラマには、絶対的な正義や、絶対的な悪が存在しません。
第1話、主人公の鷲津雅彦率いる米投資ファンド・ホライズンキャピタルが行った不良債権のバルクセール(まとめ買い)をキッカケとして、投資先の西乃屋旅館の経営者・西野昭平は自殺に追い込まれます。
そのような悲劇的な結末を招いたハゲタカファンドは悪だろうか、バブル期に事業の本筋と外れたゴルフ場投資を行った西野昭平の経営判断が悪だろうか、はたまた浮かれる日本経済で過剰貸し出しを推進した大蔵省か、メガバンクエリートが悪だろうか・・・
このドラマは、そのような「間違いを重ねながら生きる人の性」に正面から向き合えとメッセージしていると僕は解釈します。
答のない世界で、間違いだらけの世界で、僕らは最善の答えを探して戦うしかない。「不都合な事実」を見つめて強くなる、そんな覚悟をしてみたくなる1本です。
3. その男、意識高い系
意識高い系大学生の一条ジョーは、カタカナ語を操り、一見優秀そうに見えるんだけど、セルフブランディングに長けているだけで中身が伴わない「意識高い系男子」
中小IT企業の早乙女会計ソフトの社長早乙女蘭子が、会社説明会でジョーをスカウトするところから物語ははじまります。入社11年、30代前半の課長坪倉春子は、ジョーとともに、同社の新規事業であるゲーム開発プロジェクトに取り組みます。
中身が伴わない彼の言動はコメディタッチで痛々しく描かれますが、大言壮語や美辞麗句は、夢やチャレンジ精神を忘れた「良い大人」に正論として響くことがあります。
その昔、僕が就職活動生だったころ、コンサル会社を志望する大学生は、「意識高い系」で溢れかえっていました。多分に漏れず、僕もそのひとりだったでしょう。
実績を持たざる者が、意識高くあろうとする時、まわりからは滑稽に見えるかもしれません。一条ジョーが、本当の実績を掴もうとしかけてワクワクしている姿を見て、やはり成長の基本は「見よう見真似」だなと思ったりします。
4. STEINS;GATE
舞台は2010年の秋葉原、厨二病をこじらせたイタい大学生の岡部倫太郎に、2ちゃんねる用語で会話する萌えオタの橋田至、コスプレ衣装づくりが趣味のちょっと抜けてる女子高生の椎名まゆりの3人が所属する小さな発明サークルで物語ははじまります。
登場人物の掛け合いは、行き過ぎたオタクそのもので痛々しさ満載、一見して「萌えアニメ」にしか見えない序盤は、この文化に慣れない方には見るのがやや辛いかもしれません 笑
ひょんなことから、過去にメールを送れる「タイムマシン」を開発してしまったことで、徐々にシリアスな展開へ・・・
平和な日常のなかで育んできた友情・人間関係は、「タイムマシン」をきっかけに起きたとある事件で、引き裂かれることになります。
仲間を守るために、主人公の岡部倫太郎は、不屈の精神で何度もタイプリープを繰り返すも、時の因果は彼に残酷な事実をつきつけます。
絶対に諦めず一心不乱に運命と戦う彼の厨二病的なセリフからは、視聴者が序盤に感じていた痛々しさはいつしか消え、むしろカッコよく感じることうけあいです。
次がどうなるか気になって朝まで見続けてしまう不朽の名作ですね。
5. インスタント沼
最後にご紹介するのは小劇場を思わせるようなちょっとB級感の漂う日本映画です。
見る人によって評価がわかれること必至ですが、僕は好きでした。
たいそうなストーリーというモノはなく、シュールなやり取りや小ネタが続きますが、根底に一本通ったテーマが感じられます。
主人公はなんとなく人生パッとしない30代雑誌編集者の沈丁花ハナメ。
物語は、行方しらずの実の父かもしれない男、怪しげな骨董屋沈丁花ノブロウと出会うことで、ドタバタと進んでいきます。
なにをやっても上手くいかない状態のハナメに、ノブロウがしたアドバイスは、「水道の蛇口をひねる」こと。洗面所やバスタブが水であふれる前に、ジュースを買いにったり、食事を食べに行ったりする即席チャレンジで、テンションをブチあげます。
実にくだらないことで、「しょーもない日常」は変えられるのかも?
・・・そんな気がしてきて、見終わったあとに、爽やかな気持ちにさせてくれる作品です。
終わりに
今日は、ショシナビCEOのミナガワがオススメする、ドラマ・アニメ・映画5選について語ってみました。
普段「無趣味」であると自称する僕ですが、頭の中ひっくり返してみると、こだわりのあるものが見つかるものですねぇ。
これから、4月に入社いただいた社員のみんなにも、"こだわり"の何かを語ってもらいます。是非、お楽しみに~
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