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『クリスマスの幽霊』ロバート・ウェストール作 【児童文学】

ウェストールさんの作品は
少年への敬意と憧れを感じる。
自分の役割を全うし特別な経験をして、
少年は成長していく。
そんな物語がおもしろくて心惹かれます。

【読書感想】

宮崎駿監督が公言されています。

「ぼくは、ウェストールがすきだ。」

いちファンとしてこれは読みたくなりますよね。

宮崎駿監督作品の好きが高じて

20代前半によく児童文学を読みました。

ちょうどハリーポッターも流行っていて、

映画ではファンタジーブームでした。

20年近く経って久々にウェストールさんの本を手に取りました。

「クリスマスの幽霊」はちょっと不気味です。

そのゾクゾク感に少年が立ち向かう感じがおもしろい。

少年が父親の工場で幽霊と遭遇。

幽霊は実は何か伝えようとしていた!?

もしかしたら父親が危ないかもしれない。

少年は勇気を出してふたたび幽霊に会いにいく。

そんな物語です。

ウェストールさんの作品は全部読みたいです。

ぼくが読んだ中では

「弟の戦争」「水深五尋」

がおすすめです。

クリスマスも近づいてきて、

読書好きな子どもにウェストールさんの本を

贈りた気分になりました、とさ。

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