なにもしない時間、そんな習慣をつけよう。
なにもしない時間のために、なにかをしなければならない。
人間の脳、というのは3つに領域に分けられる。
『生きる』呼吸や温度調整など生命維持に関わる活動
『感じる』喜び、怒り、嫌悪、衝撃的な感情
『考える』記憶、想像、言語、論理的な思考
知恵を絞る、企画などのアイデア、あーだこーだを『考える』ための脳は
全体の3%程のエネルギー消費らしい。
思い出そうとして、なかなか出てこない名称だったり、人の名前。
家で別のことをしていて、はっ!と思いだすように、脳が休んでいるときに活発に働くのが考えるあたま。
他の機能を休めるに
10分くらい昼寝するのも良いって説もありますよね。頭がスッキリして仕事がはかどる。5分くらい呼吸に集中するのもいいそうです。
一時的に保存し処理する“記憶の台”たるものがあって
デスクの上がごちゃごちゃになっているのに昼寝していたら、誰かが片付けてくれて、寝起きスッキリみたいな
なんとも、他力本願で自力本願な夢のような機能付。
しかし、だけれども
昼寝ばかりしているわけにはいきませんし、鬼滅するために呼吸に集中してますって言えませんもんね。
関西では自粛あけ
あちこちで世界のネジをまわす音が聞こえてきます。
いやがおうでも、ひとり時間。
ひとりで楽しむ時間の貴重さ。
あたまの中にじゅうぶんな余白があって、退屈から想像するような思いつきを得たり、じぶんと向き合い、コントロールするような。なかなかにない機会でしたね。
大切なのは“目的を持って行動しないこと”
ただ、ぼーっとする。
公園、庭?、海、山で そんな環境をつくる。
一日のうち、ほんのちょっと
そんな時間を持つ習慣をつける。
それだけで、いまより少し豊かに過ごせるかもしれませんね。
どなたかの
ちょっとした暇つぶし、ささやかなヒントになれれば嬉しい限り。
では。
nakabayashi