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13回転職して分かったクリエイターに必要なこと①

この20年間、13回も職を変えながら今でもクリエイティブ職として様々な企画やコンテンツ、地方創生案件などで東京と地方を行ったり来たりしています。

僕はこれまで数多くのクリエイターの先輩方と出会い、僕と同じようにクリエイターに憧れ入社してきた後輩を採用し育ててきました。とんでもなく凄い才能を目の前で見せつけられて悔しくなったり、クリエイターに憧れているというのに全くセンスも実力もない人とも仕事をしてきました。

はたしてクリエイターに向いているのはどういう人なのでしょうか?

クリエイターに憧れる全ての人に知ってほしいことをまとめてみました。

まずクリエイターに必要なのは、やはりアレです。


当たり前だけどセンスがある

クリエイティブなことを生業とする上でクリエイティブスキルは必須です。まさに手に職の世界ならではで当たり前のことです。しかしスキルは学べば、時間を要せば身に付くもの。やはり一番重要なのはセンスでしょう。これまた当たり前のことですが、クリエイターにはセンス良いね!と思わせる人が多い。

それはファッションセンスとか、外見だけの話ではありません。

物事の見方や感じ方、表現の仕方なのです。

まさに感性。

その人独自のインプット(理解、解釈)がありアウトプット(表現)される、それが他の人とは違う。それをフレームワークやお勉強で得た知識を通してではなく、自然に出来てしまう人がいるのです。

それは目立てば良い!派手なら良い!とかではないのです。よくファッションでもこの視点でオシャレを勘違いしている人がいますが、そんなことでは断じてない。それはどちらかというとセンスのない人がやる悪手です。


センスの良い人は感度が異常に高い

または独自の感性を持っている。

持っている心のアンテナ、受信領域が違うのです。

正しいとか、普通とか、そういうラインも意識できているので、その上でどうズラせば良いか?を知っているし、どのズレがダサいか?が分かっている。分かってしまう。

ただ何も考えずにはみ出して成功する人はもう天才!

しかし世の中、はみ出してセンスの悪い方向に行ってしまう人の方が圧倒的に多い。センスは身に付く!というような記事などを見かけますが、断言します、絶対に身につきません。

早く走る方法をどんなに学び、知っていても、100mを9秒台で走れないでしょう?同じです。元が違うのです。脳が心が感じ方が違うのです。

センスの良い人というのは意図的にはみ出せる人なのです。

しかもそれを当たり前のように行える人なのです。


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