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浸水後一か月以内くらいの記録

こちらは時期的に、浸水一週間後から三週間後くらいの行動です。

◆◇一週間後、保険の審査と、床下、壁、柱の乾燥開始◇◆

※我が家は、床下が地面(土)で、コンクリートで打設されていない、古いタイプの基礎の家です。

 ・浸水三日後くらいに、家を建てた業者さんに現状を確認してもらう(業者に連絡したのは片付け中でした。浸水中に連絡した方の業者さんは、水が引いてすぐ現場確認に来ていました)
 ・確認してもらった際に、夫がリビングの床をはがしてほしいとお願いする(費用は忘れてしまいましたが、10万円しなかったはず……)
 ・床をはがしてもらったら、そこからキッチンや廊下、トイレなどの床下に入っていき、断熱材を自力ではがして取り除く(はがした断熱材は「災害ゴミ」として行政に収集してもらいました)
 ・何度か市役所の人が壁に着いた泥の後を確認しに来る。罹災証明作成のため(罹災証明の申請は、開始直後に夫が市役所に行きました。たしか、三連休の初日の土曜日に浸水開始で、水曜日か木曜日に申請に行ったような気がします)
 ・保険の審査が入る。
 ・市役所の確認と保険の審査の後、浸水によってへろへろになった石膏ボードをカッターで切り、壁内部の濡れた断熱材を自力ではがす(これを自力でやりたい方は、必ず業者さんに相談のうえ行ってください。傷つけてはいけない柱などもあると思うので、慎重に……!)
 ・床下と壁の断熱材を剥がした後、床下に石灰を撒く。
 ・扇風機をたくさん入れて、在宅中回して乾燥させる。在宅中は窓も全開。

◆◇その間の生活事情◇◆
 ・しばらくは二階で生活。
 ・お風呂は近所の温泉を利用。
 ・二階のエアコンは、室外機がベランダにあったため無事で、二階ではエアコンも使えました。
 ・冷蔵庫もないので、小さな、飲み物冷やせる程度の冷蔵庫を購入。
 ・食べ物はお惣菜や外食。さすがに疲れたので、二週間後くらいからはホットプレートを買い、カット冷凍野菜とウインナーとかでカレーやポトフを作って食べたりしました。
 ・トイレは、断水等なかったので使えました。

 ・ゲジゲジ? みたいな虫がめっちゃ上ってきてブルー。床下むき出しのリビング、窓も全開なので仕方ない…
 ・防犯面は窓が開けっぱなしなので結構不安。でも、一番危ないのは、家が修理完了した直後の空き巣と言われました。
 ・火事場泥棒的なことはあったらしいので、本当にご注意ください。我が家の周囲は、ご近所にペットを飼っているご家庭が多く、一日中、どこかしらの家の人がいて、どこかしらで片づけをしている人がいる状況が長かったためか、被害がありませんでした。