春に読もう🌸「エリザとさくらのものがたり」
3月も終わりが近づき、4月がもうすぐやってきます。
今日3月27日は「さくらの日」。
3×9(咲く)=27の語呂合わせと、「桜始開」の時期にあたることから日本さくらの会が1991年に制定したそうです。
当社は靖国神社の近所にあるのですが、この季節になるとやはり、いつ桜が咲くのかなとソワソワし始めます。
ちなみに今日(3月27日)の靖国神社の桜の標本木の周囲にはマスコミを始め、たくさんの人が訪れていました(※写真は人が映り込まないように撮影)。
よく見ると下のほうの花がちょこっと咲いていたりします。
靖国神社の別の桜や、神社の外の桜は、日当たりが良いからか、すでに少し咲いていました。
日本の春といえば、やはり桜。
その昔、日本の美しさに心を動かされ、特に春に咲く桜に感動して、「この美しい桜を自分の国でも咲かせたい」と考えた、アメリカ人の女性がいました。
彼女の名はエリザ・シドモア。
明治時代に新聞記者としてアメリカで活躍していたエリザはたまたま兄を訪ねて訪れた日本で、その桜の美しさに魅了されます。
「アメリカにも、日本のように美しい桜並木を作りたい」と願い、アメリカに戻ったエリザはいろいろな人に声をかけましたが、思うように話は進みません。
20年以上経ち、アメリカと日本の関係を良きものにすべく尽力していた日本人と出会い、日本の桜の苗木をアメリカに贈る話が進みます。
そして念願かなって、自身が生活するワシントンDCに桜を咲かせる夢を実現したエリザ。
実話をもとに、海を越え、たくさんの夢の花を咲かせるために、尽力したエリザの気持ちに寄り添った、小手毬るい先生によって、生き生きと、そしてあたたかく描かれた「エリザとさくらのものがたり」。
この機会にぜひご一読ください!
物語の背景がわかるガイドブックも当社ホームページにて配信中です。
ワシントンD.C.に植えられた桜の苗木が「里帰り桜」として、日本各地に植えられています。
ガイドブックでは、「里帰り桜」についても紹介しているのでぜひ見てみてくださいね。
お家の近くに、エリザの桜が植えられているかもしれません♪
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