今回はインド最古のマントラ『ガーヤトリー・マントラ』を解説します。
聞いただけでは意味が分からないマントラも 紐解いていくと”超深〜い”意味があります。
マントラを唱えると..…神の力があなたの手の中に!?
内容
・ガーヤトリー・マントラのお唱え
・ガーヤトリー・マントラ解説
ガーヤトリー・マントラ(サンスクリット&和訳byしょうもん)
オーム、大地よ、虚空よ、天よ
かのサーヴィトリ神の、素晴らしい、
神々しい輝きを、我々は瞑想致します。
願わくば、かの神が、我々の心を照らしてくださいますように。
※サンスクリット文法分析
oṃオーム bhūr大地よ bhuvaḥ虚空よ svaḥ天界よ
tat(n.sg.Acc→bhargas)かの savitur(-tṛ.m.sg.Gen)サヴィトゥル神の vareṇyaṃ(vṛ:choose,ask,solicit:Grd: n.sg.Acc→bhargas)素晴らしい
bhargo(-as.n.sg.Acc)輝きを devasya神々しい
dhīmahi(dhī.opt.A.1.pl)我々は瞑想します。
(願わくば)dhiyo(dhī: religious thought, reflection, meditation.f.pl.Acc)(我々の)理解/祈り/知性を
yo彼(=サーヴィトリー)が naḥ(ahaṃ.pl.Gen)我々の(→dhiyo) pracodayāt(pra-cud.caus.opt.3.sg:inspire/incite)霊感を与えるだろう。