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【読書記録】夢を叶えるゾウ1

今回は【夢を叶えるゾウ1】についての要約と紹介を行いたいと思います。


・本の概要

物語は、うだつの上がらないサラリーマンの主人公が、ある日突然現れた関西弁を話すゾウの姿をした神様、ガネーシャから、成功するための課題を与えられ、成長していく過程を描いています

主人公は、赤坂のタワーマンションで開催されたパーティーで、成功者たちとの差を痛感し、自分の不甲斐なさに打ちのめされます。
そして、インド旅行のお土産に買ったガネーシャ像に「変わりたい」と願ったところ、像が動き出し、ガネーシャとして現れます。

ガネーシャは主人公に29個の課題を与え、それを1つずつクリアしていくことで、主人公が成長していく、変化していく物語。

・本から学べること

成功できる方法は分からなくても、成功できない方法ははっきりとしています。

楽に成功しようとする: 秘訣やコツをすぐに求め、近道をしたがります
人の意見を聞かない: アドバイスを受けても、言い訳をして受け入れない。結局、行動しない: やるべきことが分かっていても、「明日からでいいや」と先延ばしにします。

成功者の鉄則
地道な努力を続ける:
成功には地道な努力が不可欠であることを理解し、コツコツと努力を続けることが大切です。
アドバイスを素直に受け入れる: 人からのアドバイスを素直に聞き入れ、即行動に移します。
言い訳をしない: 行動しない理由を探すのではなく、まずは行動に移します。

ガネーシャの教え(課題)
ガネーシャが与える課題は、私たちも実践できるものなので、物語の主人公とともにやってみる事が大切です。

靴を磨く
自分の商売道具を大切にすることで、仕事へのモチベーションを高める事に繋がります。

トイレ掃除をする
みんながやりたがらないことを率先して行うことで、感謝されることの喜びを知る事ができます。

食事を腹八分目に抑える
食べ過ぎを避け、健康を維持するのです。

コンビニでのお釣りを募金する
お金は、人を喜ばせるために使うというのです。

まっすぐ帰宅する
無駄な時間を避け、自分の目標のために時間を有効活用しましょう。

環境を変える
目標を達成するために、具体的な行動を促す環境を整えることです。

他人の良いところを盗む
成功者の行動や考え方を参考に、自分に落とし込みます。

自分が一番得意なことを知る
 
自分の長所を理解し、それを活かします

運が良いと口に出して言う
ポジティブな言葉を使うことで、思考を良い方向に導くことに繋がります。

やりたい仕事を探し続ける
自分の本当にやりたいことを見つけるために、行動し続けます。

その日頑張れた自分を褒める
寝る前にその日頑張ったことを思い出し、自己肯定感を高めます。

まず何かをやめてみる
新しいことを始める前に、不要なものを手放すことで、新しいものを受け入れる準備をします。

身近な人を大切にする
一度しか会わない人よりも、いつも支えてくれる人を大切にするのです。

やらずに後悔していることを始める
自分のやりたいことに挑戦し、後悔のない人生を送ります。

どれも簡単に実施することができますね。

人生の本質とは??

人は喜ばせ合い
人生は、人を喜ばせることで、自分も幸せになることができる。

感謝の気持ちを持つ
 
周囲の人や環境に感謝することで、幸せを感じることができます。

行動することの大切さ
頭で考えるだけでなく、実際に行動に移すことの重要性。

継続することの大切さ
 
一度だけでなく、継続することの重要性

・印象に残った言葉

「成功できへん人はな、成功するための『秘訣』とか『コツ』とか、そういう近道ばっかり探すんや。」
 成功するためには地道な努力が必要にも関わらず、私たちは、安易な近道を探し目の前の課題から目を背けてしまいます。
秘訣なんて真摯に真っすぐ取り組むシンプルなものですよね。

「人がやりたがらんことやるからこそ、一番喜ばれるんや。一番人に頼みたいことやから、そこに価値が生まれるんや。」
 この言葉は、トイレ掃除をすることの重要性を説明する際に語られています。人が嫌がることを率先して行うことこそが、価値を生み出すという考え方は、ビジネスだけでなく、人生全体においても重要な視点を与えてくれます。

「本気で変わろ思たら、意識を変えようとしたらあかん。意識やのうて『具体的な何か』を変えなあかん。具体的な、何かをな。」
行動を変えるためには、意識を変えるだけでなく、具体的な行動に移す必要があることを教えてくれます。目標を達成するためには、具体的な計画を立て、実行に移すことの大切さを教えてくれます。

「お金は、他人があなたにくれるもの、名声は他人があなたを認めてくれるもの。全部他人があなたに与えてくれるもの。」
お金や名声は、自分自身が独力で手に入れるものではなく、他者との関わりの中で得られるものであることを教えてくれます。他者を喜ばせることの重要性を説く、この本の根幹をなす言葉です。

「やりたいことを見つけるための方法は一つだけ。それは体感すること。実際にやってみて全身で感じる。それ以外の方法でやりたいことなんて見つからない。」
自分のやりたいことを見つけるためには、頭で考えるだけでなく、実際に行動に移すことの重要だということです。

「決めたことを続けるためには、そうせざるを得ないような環境を作らないとダメ。」
継続する為には、意志の力に頼るのではなく、環境を整えるのです。

「人生は喜ばせ合い。お金は、人を喜ばせたり、幸せにした分だけもらうことができるものだ。」
人を喜ばせることでお金を得るという視点は、お金に対する考え方について見直すきっかけになるのではないでしょうか。

「成功者とは人を最も喜ばせた人のことを言う。」
成功を単に個人的な目標達成ではなく、他者を喜ばせることの延長線上にあると捉え直すことが人生において大切かもしれないですね。

・最後に

「夢をかなえるゾウ」は、単なる自己啓発本ではなく、人生における大切なことを教えてくれる物語かもしれないですね。

成功を目指す人だけでなく、現状にモヤモヤしている人や、人生をより良くしたいと願うすべての人にとって、大きな気づきと行動への一歩を与えてくれる物語なのではないでしょうか。

私たちは、どうしたら成功できるのか、その成功する方法を模索してしまいます。

ただそれには正解がなく、はっきりとしません、、、

しかし、成功しない方法は沢山思い浮かぶと思います。

それを取り除き、当たり前のことを当たり前に行う。

近道なんてないからね、真っすぐ真摯に目の前に起きる出来事から逃げ出さないように取り組む事が大切ですね。

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