【読書記録】運転者
今回は、【運転者】についての要約と紹介を行いたいと思います。
・本の概要
中年にして歩合制の保険営業に転職し、三年目の修一。
しかし、なかなか思うように成果が上がらない日々を過ごしていた。
ある日、唐突な担当顧客の大量解約を受け、
いよいよ金銭的にも精神的にも窮地に追いやられてしまう。
妻が楽しみにしていた海外旅行計画はキャンセルするしかない。
娘は不登校に陥っているうえに、今後の学費の工面も難しくなるだろう。
さらに長い間帰れていない実家で一人暮らしをしている、母からの電話が心にのしかかる。
「……なんで俺ばっかりこんな目に合うんだよ」
思わず独り言を言ったそのとき、
ふと目の前に、タクシーが近づいてくるのに修一は気がつく。
それは乗客の「運」を「転」ずるという不思議なタクシーで――?
・本から学べる事
運が劇的に変わる時、場というのが、人生にあると思います。それはあなたにも。
運は「いいか」「悪い」で表現するものじゃないんですよ。
「使う」・「貯める」で表現するものなんです。
先に貯めるがあって、ある程度貯まったら使うができる。
運は払いです。何もしていないのにいいことが起こったりしないということです。きっと、周囲から運がいいと思われている人は、貯まったから使ったただそれだけなのかもしれないです。
確かに報われない努力もあるのかもしれません、、、、
ただそのようなことでも、乗り越えようとする気持ちが大切なのではないでしょうか。
・印象に残った言葉
・運は「いいか」「悪い」で表現するものじゃないんですよ。
「使う」・「貯める」で表現するものなんです。
先に貯めるがあって、ある程度貯まったら使うができる。
何もせずに運がないなっ言ってしまったり、、、でもそれはそうですよね、、、運は貯めるものなんだから。なにもしないでその運を貯めることはできないし、使う事もできない。だからまずはその運を引き寄せる為にも自身のことを振り返ってみることが大切なのかもしれません。
・自分の人生にとって何がプラスで何がマイナスかなんて、それが起こっているときには誰にもわかりませんよ。どんなことが起こっても、起こったことを自分の人生において必要な経験に変えていくというのが〈生きる〉ってことです。
頑張っているのに、私ってこんなに頑張っているのに、、、どうして報われないのだろうと悩むことがあるかもしれません。でも多くの人は、目先の結果に囚われていることや、人と自分を比べてばかりで、本当に大切なことを見失ってしまっているのではないでしょうか?
・最後に
日々私たちは色々な選択をしていますが、その際に損得勘定で動いてしまうと運を集める事は難しいのかもしれません。
興味を持って、日々多くのチャレンジを繰り返すことが何よりも重要です。
運がいいいと思うときも、悪いなと思うときも、全ての出来事は今の自分にとって必要な事で、未来の自分の為になるんだと思う事が出来れば悲観的になる事も少なくなるのではないでしょうか。
運とはポイントカードと同じようなものです、貯めて使う!!
まずは、運を貯めていくことが大切です。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
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