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番外編:突然の病気とお金のこと

突然、病気になった時にお金ってどうするの??っていうのはみんな、一度は考えることだと思うけれど、身近な人が病気になってみて初めて知ったことや感じたことを書いてみようかなあと。
テイオーがなった病気はレアケースだと思うけれど、不安に思う方や誰かの参考になったら嬉しいです。

限度額適用認定は強い味方☆

高額な治療費を、ぐっとおさえてくれる制度です。まずは国民健康保険か社会保険に入っていることが必須の条件ですが、ずっと払ってこなかった人も2年分の保険料を遡って払うことで条件に入れます(令和3年当時)。
テイオーの入院は2月にまたいでたのですが(月ごとに一度精算する仕組みでした)、最初の月の正規請求額が3,257,490円、次の月が732,570円だったのが限度額…の制度のおかげで、それぞれ数万円になったのです。これは本当に助かったし、何かあってもとりあえずはこれで安心できると思いました。
ただ、その月の医療費トータルで計算するのではなく、病院ごと、入院と通院は別計算になります。

抗がん剤治療も意外とかかります☆

退院後にはじめた抗がん剤治療は、最初だけ入院で次からは通院でしたが毎回、正規請求額は16万超え(検査があると、さらに数万円かかります)でした。毎月2回ペースだったので、×2になりますが、ここでも限度額…は適用されます。

幸い、テイオーの抗がん剤治療は数ヶ月でお休みになったのですが、何年も続くケースもあるし、入退院を長くするケースもあります。
私の実感としては、備えあれば憂いなしっていう言葉があるけれど、完璧に備えるのは無理だなあということでした。
私は貯金も保険も多少はやっていますが、何かあったら全然足りないし、不安に思いはじめたら不安しかないです。でも、備えを増やそうと無理をするよりはストレスなく、今を健康ですごすことのほうが大事だなあと。
改めて、肝が座るというか優先順位がクリアになる経験になりました。

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