夏のお墓参り
今回、食養生とは違う話です。
若くして亡くなった年下の友達のお墓参りに行ってきました。今年で亡くなって10年だそう。
早いなあ。本当に若かったんだなあ。
彼女はがんだったけど、本人の希望でまわりは病気のことは知らなくて。すごく容態が悪くなって彼女のパートナーが教えてくれて、病院に会いに行ったときは私もテイオーも間に合わなかったんだった。
お墓参りをして、まだ明るい時間からみんなで居酒屋さんに入って、友達が持ってきた彼女の写真をテーブルに置いて色々な話をしました。
彼女は抗がん剤をはじめ、西洋医学の治療をぜんぶ拒否してたのです。それには少しだけ思うところはあるけれど、誰にも相談しないで弱音をはかないで病気と闘ってたの、すごいなあって思います。
でも、もし、テイオーが先にがんになってたら彼女は👑と病気の話ができたかな?
そしたら治療について、少しイメージが違っていたかな??
年齢もあると思うけど、私の身近にがんの人が増えたし、👑ががん患者になって個人的に病気や治療の話をする機会も増えたなあって思います。でも、10年前は病気の話はほとんどなかったので(私比です)彼女は病気のことを言いにくかったのかなあ。。
彼女はがんと告知されて、1年もたたずに亡くなってしまったけど、👑が末期がん宣告をされた時に私は彼女のことを思い出したんだった。
だから病気について楽観的になれなかったし、“今できるうちに、できることをしよう”って少し先だけを見ながらやってきて、今まできたような。。退院してしばらくは、1年後もイメージできなくて、全部が思い出づくりをしてるような感覚だったし、今書いてる“1日3食、一緒に食べる合宿みたいな生活”も、短期決戦みたいな感じではじめたんだった。
今もこの先は分からないけれど、奇跡的に経過良好で術後3年をすぎて、今回のお墓参りをして、あらためて思うことがたくさんありました。
このタイミングでお墓参りに行けてよかった。
いろいろと思い出せてよかった。
ディープな話を明るくできてよかった。
夏の日に感謝なのでした。