フロリストマイスターが教える「ハーブを使ったリース」
材料を重ねて巻き留める壁掛けのリース
ドイツ国家認定フロリストマイスター橋口学さんによる、植物の個性を生かしたリース作りのテクニックをご紹介します。
植物材料を重ねながら巻き留めていくため、始まりも終わりもない「永遠」のリズムを体感することができます。
資材も、芯となるリング状の番線と、材料を巻くためのリースワイヤーさえ用意すれば十分。
好みの季節の材料で楽しめます。ここではハーブを主役に制作していきます。
用意するもの
花材
◎ゲッケイジュ(20㎝) 15本
◎ローズマリー(20㎝) 20本
◎ラベンダー‘アボンビュー’
( 30㎝) 30本
資材
◎♯10番線(直径20㎝のリング状)
◎リースワイヤー
◎フローラルテープ
ポイント
◎リズムを意識して材料を巻く。先端の向きは時計回り、巻いていく方向は反時計回りに。
◎きつく引っ張りながら巻き留める。ドライになるとやせるので、その分を考慮。
◎リースの曲線、内輪、外輪ともに台にぴったり着くように材料が入っているように。
作ってみよう!
text & photo 月刊フローリスト 写真/中島清一
教えてくれた人
橋口 学 Manabu Hashiguchi
http://www.h-arrangements.com
ドイツ国家認定フロリストマイスター。
『フロリストマイスターが教える 初心者からわかる 季節のフラワーリース基礎レッスン』(誠文堂新光社)が好評発売中。
全49点のリースの作り方を詳細に解説。