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【岡山県】桃太郎伝説ほか魅力いっぱいの岡山でまったりと

昨年今年と11月に訪問した岡山県。

静かな海と山がある平穏な場所にもかかわらず、桃太郎の鬼退治で有名な鬼がいるって。かつては平穏な村だからこそ、得体の知れぬよそ者に狙われ怯えてたのだろうか?

これまであまり縁がなかった岡山県、行ってみると桃太郎伝説をはじめ魅力満載!

では桃太郎伝説からはじめます😊



鬼ノ城きのじょう(鬼の居城)

鬼ノ城は、本当の歴史は謎だそうだけど、7世紀後半に築城された「桃太郎伝説」の温羅うら(鬼)の居城とされる古代山城で、吉備津彦命きびつひこのみことによる温羅うら退治の伝承地として知られている。

「異国の鬼神が吉備国にやって来た。彼は百済の王子で名を温羅うらという。彼はやがて備中国の新山にいやまに居城を構え、しばしば西国から都へ送る物資を奪ったり、婦女子を掠奪したので、人々は恐れおののいて「鬼ノ城」と呼び、都へ行ってその暴状を訴えた・・・」。

「鬼ノ城縁起」より
鬼ノ城西門


吉備津神社きびつじんじゃ(鬼退治して封じる)

吉備津神社は、主祭神に吉備の国を治めた吉備津彦命きびつひこのみこと一族を祀る
本殿の大きさは、出雲大社本殿、八坂神社本殿、に匹敵するという
その吉備津彦命は、当地域を荒らしていた鬼ノ城に住む温羅うら(鬼)を3人の家来とともに討ち、その祟りを鎮めるために温羅うら(鬼)の首を神社の釜の下に封じたと伝わる。

吉備津神社本殿(国宝)
温羅の首を封じた釜のある御釜殿(国宝) 御竈殿鳴動神事が行われる 


鯉喰神社こいくいじんじゃ

温羅うら(鬼)はキジから鯉に化けて血の流れる川に逃げたが、吉備津彦命は鷹から鵜となり鯉を喰い上げ温羅を退治
それを祀るため、村人たちが鯉喰神社を建立したという。

鯉喰神社 住宅街の中にある
鯉喰神社 神門

桃太郎伝説はここで終わり。。。


岡山城

豊臣秀吉の指導により宇喜多直家が築城(天守閣は1597年完成)
外壁は黒塗りの下見板で美しく覆われいることから、烏城うじょうとも呼ばれている。

岡山城

岡山城は、黒いからすのようだとして烏城うじょうと呼ばれているらしいけど、わたしが思うに黒い川鵜かわう鵜城うじょうとすれば桃太郎伝説と繋がって面白いのに😒

お堀には鵜らしき鳥もいたのにね

岡山城のお堀 鵜?


備前市

「日本六古窯」で最も古い釉薬を使わない備前焼で有名な備前市
登り窯のある少し高台に行き見渡すと、あちらこちらに煙突がある

右の建物は、天保3年(1823年)ごろに築窯された天保窯の跡


天津神社あまつじんじゃ

ふと立ち寄った神社は、敷石や狛犬や絵馬までも備前焼、おしゃれー。

天津神社神門
天津神社神門には、備前焼神門との文字


閑谷学校しずたにがっこう

昨日の記事を添付します


日生町ひなせちょうのカキオコ

カキオコは、日生の郷土料理で牡蠣入りお好み焼きのこと。
愛想の良い店主によると、お店は創業65年で約20年ぐらい前からカキオコが地元の名物として振舞われるようになったとのこと。今朝水揚げされて入念に検査した牡蠣を、思いのほかふんだんに使ったお好み焼きは牡蠣好きには堪らない。

お好み焼き「あらた」 いつも行列とのこと
店内は撮影不可とのことだけど、撮影を許可してくれた


鷲羽山わしゅうざんからの夕陽

瀬戸内海の島々に沈む夕陽はとても綺麗!
「日本の夕陽100選」に選定されてるんだって

鷲羽山からみた夕陽


おまけ(過去記事)


岡山県には岡山後楽園や倉敷や児島など行ってみたい観光地、そしてフルーツや美味しい海の幸山の幸など魅力的な食もまだまだあるんだけどー

最後までお読みいただきありがとうございました。

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