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幸せは日常にある。#アルバムセラピーを受けてみた。

先日、夢フォトさんが主宰されているアルバムセラピーなるワークショップを受講してみました。過去の写真を見返してその時に感じた感情を思い出す事で幸せだった自分を思い出したり自己肯定感を高めたり人生を俯瞰出来たりする。と聞いていたし、イメージ出来ていましたが、実際受講してみると想像よりも随分と良くて、思わぬ気付きがありました。以下にその内容を書き留めておきます。

アルバムセラピー

アルバムセラピーとは上述の通り過去の写真を用意してその当時の感情を振り返ることを基本とし、小グループでのアウトプットとディスカッションを繰り返しながら記憶や感情を深掘りすると共に人生の起伏や紆余曲折を俯瞰する、普段あまり考える事がない時間を持つ機会です。誰にとっても大きな、そして大事な思い出を掘り起こし、今だから心を配る事が出来る背景や環境に目を向ける事で当時は感じることが出来なかった感謝や喜びまで目が向いたのは大きな驚きでした。

誰もが愛されている

まず初めに行ったワークでは「生まれた時の写真」をを見てその時に感じた事を思い出して下さい。とファシリテーターが口にされました。もちろん、0歳の時の記憶がある訳はないのですが、誰もが当時の写真を見ると両親をはじめ周りの大人から祝福されていたことは容易に想像できます。私は写真を用意出来ませんでしたがそれでも両親、親戚、近所の大人達に祝福された記憶が浮かび上がってきました。その中でもすっかり忘れ去っていた近所のおばちゃんにとても良くしてもらい、我が子の様に面倒を見てもらっていた記憶が蘇りました。

忘れていた想い

次に「幼少期の思い出」にワークは移りました。これも写真は手元にありませんでしたが、以前に見た記憶のある写真を思い出し、「刀のおもちゃを差した子供侍、病弱でひ弱だけど虚勢をはる自分」を記憶の中で見直しました。セピア色の写真に一緒に写っていた妹との子供の頃の関係性も脳裏に浮かび、ひ弱で力が無いにしても妹を守らなければと思っていた子供の頃の感情が浮かび上がって来ました。大人になってから妹とはそんなに親密な関係ではなく何処かドライな付き合いになってしまっていますが、大切な存在だったことを思い出されました。

富士山頂でのご来光

気づいていなかった人生の転機

3番目に問われたのは「自分の中の大好きな思い出」でした。これはiPhoneの中の画像データをめくりながら7年前からの記憶を辿る作業を行って見ました。その中で浮かび上がったのは「富士山頂で感じた達成感、他社貢献、とりもどした自分の強さの認識」でした。富士山頂に登る事で人生変わると良く耳にしますが、一昨年まで10年連続11回も富士山頂への登拝を重ねてきた私は今までそんな実感はありませんでした。ところが、この度のワークで改めて近年の写真を見返す中で、富士山頂の写真を見つけて、確かに富士登山でセルフイメージを書き換え、人生そのものを変えたのだと改めて気付かされました。今の私の状態の原体験は富士山にあったとは驚きと共に、深く得心する瞬間でした。そして、それもまたご縁で繋がった友人、知人、そしてメンターと慕っていた今は亡き先輩経営者のお陰様だったと今更ながら明確に認識しました。

富士登拝

喜びも悲しみも人との関わりの中にある

以上の3つのコンテンツ以外にもフォトセラピーのワークは続き、更に深い気づきを得ることになりましたが、ここに書くのも少し憚れるほどプライベートな厳しく悲しかった原体験を思い返したり、現在の活動の原動力になっている悔しい想いを思い返したりと想像していたよりも遥かに濃密で充実した時間を過ごすことが出来ました。参加された方が絶賛されていた理由が体験してみて良く分かりました。
最後に私がフォトセラピーを受けての改めての気付きは、喜びも悲しみの人との関わりの中にある。人生は辛いものと思う時期があるが俯瞰すれば全てが糧になる。そして、幸せは日常にあると言うものでした。来年からスタートを切る新しい学校事業のカリキュラムにも是非取り入れさせて貰いたいと終わりがけに主宰の林さゆりさんにお願いしたほど、素晴らしい体験でした。強くお勧めします。

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