【施設案内】第三弾!622教室(分析室)
シン・チャオ〜〜👋
みなさんこんにちは!
十文学園女子大学 食品開発学科の学生編集部です👭
今回も私たちが使用する施設を学生目線から案内します!
第三弾は622教室(分析室)に〜
れっつごー!!🏃🏃🏼♀️
622教室は主に実験分析をする教室で、高度な機器・器具がたくさんあります。
食品開発学科では、主に「食の定量分析実験」の授業で使用しています。
今回は、私達も実験で使用した面白い仕組みの機器・器具を紹介していきたいと思います!
まずこちらです🙌
上が炊飯器似、下が洗濯機似の遠心分離機です。これらは、使用する場面によって使い分けています。
遠心分離機は高速回転による遠心力を利用し、固体と液体、比重の違う液体などを分離させる機器です。
この遠心機は実験でよく使用します。実は様々なサイズ・形のものがあるんです…!
続いて紹介する器具ははこちら!
これは ロータリーエバポレーターといいます。
ロータリーエバポレータは溶媒の除去(留去)・濃縮のために用いられる蒸留装置です。
サンプルを入れたフラスコを回転させながら、真空ポンプで減圧し、サンプルの沸点を下げて蒸留します。蒸発したサンプルは冷却管で凝縮され受けフラスコで回収されます。脂質抽出の実験ではエーテルを留去するのに使いました。エーテルはくっさいです。
最後に紹介する器具ははこちら!
ただのガラス管に見えますが、これはソックスレー抽出器です。右の写真は実験中のものです。
こちらは、固体試料から目的成分をサイフォンの原理を使い抽出する器具です。
一見難しく聞こえますが、意外と簡単で面白い仕組みになっています。
サイフォンの原理は、コーヒーメーカーにも使われている法則で、灯油ポンプのような液体が低い方へ流れる法則の応用です。ソックスレー抽出器では円筒ろ紙を使用し、ろ紙の中に試料を入れ抽出していきます。
ちなみに私達はこの器具とロータリーエバポレーターを使用して、ポテトチップスの脂質含有量を測定しました👨🏻🔬🔬
今回はここまで!!
622教室には紹介した2つの機械の他にも、このような身近な法則を使用した面白い機械・器具はまだまだあります。
食品開発学科には本格的な実験機器・器具を使用する授業があり、とても勉強になります。
次回は、官能評価室に行きたいと思います!🏃♀️🏃
お楽しみに!
それではまた次の投稿でお会いしましょう!
ヘンガップライ👋