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#00 きれいごとの実現に向けて。循環型ものづくり「しょくバトン」発足

皆さま、はじめまして。
ボニートジャパン株式会社の阿部恵里子と申します。
私は現在、「雅結寿」というブランドでお出汁をコーヒーや紅茶のように「飲む」と言うスタイルの商品を展開させて頂いております。

自然の素材のみで作った、ドリップ式のむ天然おだし

この度、循環型のものづくり「しょくバトン」の開始に際し、公式noteを開設いたしました。

まずは、自己紹介

以前は雑貨などの企画や制作をしていたのですが、10年ほど前に出会った「一杯のお出汁」によって、心の奥深いところで眠っていた私の中の何かが目覚めました。
その後、日本の食文化を伝えていくお仕事がしたい!と思いから食品関係のお仕事に少しずつ携わらせて頂き、現在に至ります。

のむ天然おだし雅結寿オープン

素人ながら「こんな商品があったらいいな」と頭の中で広がる思いとイメージを元にメーカーの方々に相談、色々な方々のお知恵とお力添えでドリップ式の「のむ天然おだし」オリジナル商品が完成。

そして2016年3月に「雅結寿」という屋号でのむお出汁の専門店をオープンいたしました。

2016年3月18日 雅結寿オープン

当時は「お出汁を飲む」という提案が珍しく、類似商品もほぼありませんでした。
ネット売上も月に数件、人も資金も限られた中でのスタートだった為、事業として続けていけるか不安な日々が続きました。

それでも自分たちの商品を信じて、お店に足を運んでくれる方々にはとにかくお出汁を試飲していただき、素材のことなどをお話ししました。
イベントにも積極的に参加し、素材本来の旨みを伝えるべく地道に活動してきました。

その後、テレビや雑誌などでも少しずつ取り上げて頂き、認知も徐々に上がってきました。それに伴い、ギフトの需要も徐々に増えネット売上も安定してきました。
本当に有難いことです。

テレビで初めてご紹介頂いたのがこちらの番組でした。次の日、たくさんの方々にお越し頂き本当に有り難かったです。

当時は珍しかった「飲む出汁」ですが、現在は様々なメーカーさんで商品化されており、新たな出汁の楽しみ方として広がってきていることを大変うれしく思います。

ワークショップ風景

弊社メンバーはじめ、製造メーカーの方々、お客様、お取引先様、数えきれない素敵なご縁とご支援をいただき、7年目を迎えることができました。
本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

今も色々な方々とお会いしてお話を伺い勉強をさせて頂いている日々ですが、その中で食品業界にもたくさんの課題があることを知りました。

例えば「フードロス」
市場でタブついたという理由で行き場を失った食品たち。まだ食べられるにも関わらず大量に廃棄されている現実を知った時は正直、ショックでした。

うーん、何か自分たちにできることはないのか。。。

余剰野菜や規格外野菜
お出汁で味蕾を育てる

そんなことを考えている最中、コロナ禍に突入。
人生はいつ何が起こるかわからない。
であれば今できることからはじめよう!

ということで単純な私は、7年前と同じく妄想することからスタート(笑)

頭の中で膨らむイメージを色々な方々に聞いてもらい、意見を頂きました。それを繰り返し構想を練ること約1年。。。。

循環型のものづくり「しょくバトン」プロジェクト発足。
2022年11月よりスタート!


このプロジェクトでは、様々な業種の方と手を取り合い、専門分野で連携し持続可能な循環型のものづくりや社会を目指します。

小さな一歩が未来を変える。


2022年11月、ついにプロジェクトが始動します!
第一弾は「餃子と考える食の未来」
餃子を通じ、食の課題や農業の未来、作り手の思いなどを発信していきます。活動内容に関しましては随時、HP、noteで発信していきます。

共感いただける方はぜひ、このプロジェクトにご参加いただきたいです!

「きれいごと」の実現に向けて、まずは一歩。
今後とも引き続きよろしくお願いいたします!


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