包丁使いの視点
今日は包丁を使うときの視点のお話です。
きちんと物を見るって、ちょっとしたコツが必要です。
知り合いのビリヤードの先生、習って非常に納得した物の見方です。
正確な位置を見る、正確な方向に道具を使うという意味ではビリヤードと包丁使いに、大いに共通点があります。
人間の目には利き目というのがあります。
人差し指を立てて、右目だけ、左目だけで見ると同じ位置には見えません。
両目で見たときと同じ位置に見える目が、利き目です。
私は右目が利き目で、正確に包丁を入れようとするときは、包丁の上に右目を持ってきて、位置を把握するようにします。
この事を知ってから、切りつけが変わりました。
流し缶の寄せ物を真半分にするとき、等分にする切りつけ、気合を入れてきっちりと角を立てる刺身を引くとき・・・。
案外難しい、この言う仕事での失敗が格段に減ります。
歳を重ねて勘が発達したのも、多少は関係しているとも思いますが、利き目の発想は自分の中では革命でした。
右目と左目、自分の利き目がどちらかを把握して、ここ一番!
正確に物を見るときには活用してみてください。
これ実は野球のバッティングやテニスにも応用できますよ。
では、本日も良い一日を!
包丁専門・キッチン用品サイト 「食おた」
砥石・研ぎ器カテゴリー