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食は開運のカギ

2024年1月(甲辰・睦月)


十干十二支 毎年60年に一度の歳

新しい歳が始まり,
早いもので、半月が過ぎました。
今年の干支は『甲辰の歳』
十干は『甲(きのえ)』から始まり、乙丙丁戊己庚辛壬癸の順番。
ものごとの 『はじまり』を意味するそうです。
また、甲冑の『甲』。 硬い殻を表します。

『辰』は、元々の漢字は、『振』。振動の振。
動きが盛んになる様子を象徴するそうです。

春の暖かい日差しが、大地すべてのものに降り注ぎ、
上昇し勢いを増しながら、ぐんぐんと成長し、変化を誘うようです。
これまで秘めていた様々な努力や思いが動き、
硬い殻を破り、
これまで培ってきたものが、形になっていく歳だそうです。

ちなみに、甲子園は、甲(きのえ)の子(ね)の歳に出来たことで
名付けられたとか。

知らないだけで、物事には、意味があるのですね・・・

一年の目標は決めましたか?

皆さんは、どんな一年にしたいですか?
私は、50代最後の一年。
なりたい自分になれるように、何でもいいから『動いてみる』を目標に
したいと思います。
漢字一文字で表したら、『動』。
元気いっぱいに動けるよう、
さらに体調管理のために、しっかり養生します。

明るく、元気に、楽しく、おもしろく、爽やかに、軽やかに、
そして、温かい、優しい気持ちで、
少しでも誰かのために、動けたら、
それが、自分を大切にすることなのかな・・・と。

小さなことに感謝して生きなければ・・・

能登半島地震で、多くの命が奪われました。
どれほど悲しく、辛い思いをされているのかと
思うと、胸が締め付けられ、涙が溢れます。
被災されている多くの方々の健康面や精神面も
心配でなりません。
何もできないことが、心苦しいですが、祈りたいと思います。

今、何事もなく、普通に過ごせていることは、当たり前ではなく、
奇跡なのだと思います。
小さなことにももっと感謝して、
自分のやるべきことを、一生懸命にやること。
生きている者の使命は、頂いた命を大切にすること。
そんなことを、改めて、考えさせられた元旦でした。

食を見直したら、運が開ける!!!

『開運の方法として最も重要な物は食である!』

東洋古典医学では、病気の診断をするときの診断方法として、
望診(ぼうしん)がとても重要でした。
江戸時代中期の観相学の大家である『水野南北』は、
人相を診て、結果が悪ければ、”食を見直すべし”と、指導して、
多くの人を開運に導いたと遺されています。

体調が悪いとき、物事がうまくいかないとき、
何か、効くもの探しではなく、食生活を見直してみてほしいと思います。

食べすぎてはいないか、水分を摂りすぎてはいないか、
甘いもの、体を冷やすもの、油もの、摂りすぎてはいないか、
インスタントや、加工食品に頼りすぎてはいないか、などなど。

自分が食べたもの、飲んだものを一週間記録してみると
見えてくるものがあります。

そして、炊き立てご飯と具沢山お味噌汁を基本に
5日間くらい徹底してみると
体が変わっていくのがわかります。

食べものが変われば、体が変わる。
体が変われば、考え方が変わる。
考え方が変われば、行動が変わる。
行動が変われば、人生が変わる。

『食は人生なり』

美味しいものがあふれる日本。
美味しいものは、たまに。(ハレの食)
が大事なのかもしれませんね。

五味偏勝なく、腹八分なら 医者いらず。
甘いもの、辛いもの、塩っ辛いもの、酸っぱいもの、苦いもの。
5つの味、どれかに偏ることなく、味のバランスが
とても大切ということですね。
五味のバランスが、五臓六腑のバランスに直結します。

自分の食べたものが、自分の健康を左右することを知り、
様々な角度から、健康管理ができます。
年を重ねるごとに、体調が良くなることを目指したいと思います。
さあ! 今日は、何を食べましょうか!!

1月17日から冬の土用

土用に入ります。
立春の前、18日間。
春に向けて、体の準備をする季節。

土用は、胃が良く働きます。
子供たちが、いつもよりお腹を空かせて
何かない!?と、冷蔵庫や戸棚を開けたり閉めたり・・・
甘いもの、あぶらっぽいものでも、消化してくれる時期。

胃が弱っている人は、この土用の時期が
治すチャンスです。
自分を律して、体に優しいものを食べてみてはいかがでしょうか?

やっぱり、ご飯と味噌汁を中心に。

季節は巡ります。
一瞬一瞬を大切に、
良い毎日を過ごしていきたいですね❤️












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