カレーのように融合した世界へ
アイリッシュの彼は、カレーに尋常でないほどこだわりがある。最近のニュースで「日本のカレー」は訪日観光客のランキングでも1位だという。コクが美味しいのだとか。インド料理と中華料理は世界を制する。インド、華僑コミュニティーの血縁ネットワークは、マフィア組織に匹敵するのではないか。
さて、『カレーから見えるニッポンの食の課題』。私が一番心配で不安なのは、これからご高齢の農家さんたちの恩恵で成り立っていた美味しく安い野菜が食べられなくなるかもしれないことが、頭によぎった。
私の実家は奈良で、山の辺の道のハイキングコースを歩くと、昔ながらの無人販売があり、古き良き信頼関係で成り立っているような販売所がある。
今から8年ほど前、私はシンガポールで日本の商品を海外でPRするテストマーケティングのお仕事に携わっていた。日本食の魅力を外国人に伝えるのには、商品説明がきちんとされていないと難しい。
つまりきちんと言語化しないと、全ての魅力が伝えきれないのだ。
これから資源がない国日本、観光立国として成り立つためには、「おもてなし」文化でもある、相手に理解できる言葉での説明が不可欠である。
カレーへのこだわり
インドと中語など海外で赴任して仕事をしていた彼にとっては、本格的な辛いカレーでないと気がすまないようだ。週1でカレーを作る我が家のカレーへの情熱は半端ではない。但し、日本食、カレーを作る時間は材料を調達するショッピングから入れると半日掛かりの仕事だ。
カレールーがメジャーな日本にとっては、ご飯を仕掛け、野菜や肉を切り、あとは圧力鍋で炒めて煮るだけでワンプレートご飯ができる。それでもフルタイムのお母さんが帰宅後に子供のために体にムチを打ちながら作っていたら、イライラで慌てて包丁で少し指を切ってしまうことなんて日常茶飯事だ。(私の彼もよく指を怪我して、その度に私まで後悔と徒労感に苛まられる。)帰宅後から作った場合、子供に食べさせる時間は早くて夜の9時。
日本で少子化になるのは当たり前なのだ。
でもカレーの材料源産地は亜熱帯地域の国々で、アフリカ、インド、南アメリカどこも赤道沿いの風土で人口が増えている。世界の人口は80億人を突破し、地球温暖化が進む中資源は枯渇している状況なのだ。また、最近のニュースで有名イギリスブランドの紅茶は、ケニア男性オーナーのケニア女性蔑視(レイプ)労働のスキャンダル記事がBBCにスクープされた。
ロシアとウクライナの戦争問題によりエネルギー危機やインフレ問題もあり、アイルランドの教育現場学校では、ビーガンフードが推奨されつつある。
カレーの原料を仕入れるまでに、私たちはフェアトレードしているのか。遺伝子組換えでないものか。もしかしたら、生産者や労働者の犠牲になりたって仕入れている原料かもしれない。消費者の私には、限られた予算・時間内で消費するしか余裕がない。
カレーについて深掘り
まずカレーを作る上で欠かせないお助けものグッズを紹介していこう。
日本の包丁(包丁研ぎ)/ フードプロセッサー
圧力鍋
道具は武器。日本製の包丁は切れるので、手首に負担がなく必要不可欠だ。それでも疲れている時や時短したい時には、フードプロセッサーが大活躍する。ただでさえニンニクとタマネギの皮剥きだけでため息が出る時がある。さらにピーマン、パプリカ、セロリ、じゃっがいも、ターメリック、しょうが、マッシュルーム、トマトまで切り刻んでいく作業は根気が要る。
よく見るとサブの野菜たちはみな異国からのインポート品でした:
ニンニク&コリアンダー(スペイン)
ターメリック&しょうが(ペルー)
パセリ(モロッコ)
アイルランドでもIrish Food Challengeというアイルランドの国産だけの食品で、日々暮らしてみるというラジオ(News Talk)を聴いたが、やはり大変のようである。
カレーを回想して、次はどうするか。
私のアイリッシュの彼は豆腐が好きである。私は味噌汁が大好きである。
日本の閉塞感から逃げるようにアイルランドに移住したが、アイルランドに行ったら疎外感が待ち受けていた。
今までOLをしてきて心身ともに余裕がなく、気がついたら本日37歳、数え年で38歳を迎える。
ずっと自立をしたかったが、社会のレールから外れるのが怖くて出来なかったことをチャレンジしてみようと覚悟を決めた。
ビジネスパートナーさん募集。
一緒にテストマーケティングを通して、日本の商品を世界に売り出していきませんか。日本食は世界で誇れ、カレーのように私たちの心を繋いでくれます。でもアイルランド、アメリカでも日本食の需要があるものの、PRが足りなくて、オランダなどが真似したTOFUやインスタント味噌汁が売られています。アジアスーパーなどに行っても、紛いでAuthenticな商品が手に入らないのが現状なのです!
”Japanese Soup Stock"@オンラインショップ
私見的まとめ
最後にスペインに行ってもアイルランドでもスーパーの片隅に日本食コーナーができるほど人気はあります。でも外国人が紛いで作っているので、残念です。ヘルシーでハッピーになれる日本食の魅力は、発酵食品などとても奥が深いです。義理の母も味噌に興味津々です。懐かしい糠漬けなどの漬物も、紹介していきたいです。
”Konbu Cha" "Umami“ と言葉だけ上澄みで、本来の「日本の味」は伝えきれていないと感じます。
カレーが全世界に渡って受け入れられ融合したように、日本のスープの元も国境を超えて人々を幸せにし、様々な病気・不調から救ってくれるものだと思います。
是非ここまで読んで頂き、一緒にビジネスパートナーとして興味を持って頂けるようなサプライヤーさん、ご連絡をお待ちしております!
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