ヨーロッパてくてくひとり旅#06 〜デンマーク編〜
素敵な朝ごはんを食べてコペンハーゲンへ出発!
朝、必死に荷造りをしている間に、リーナとジェスパーが朝ごはんを準備してくれた。
テーブルの上には今回も素敵な朝ご飯が並ぶ。
8時だけどまだまだ暗いので、ディナーみたいな雰囲気でなんだか変な感じ…!
日本と同じく来週が冬至なので、今は一年の中でも特に日が短い時期。今日は、日が昇って沈むまでなんと1日にたった7-8時間!(逆に夏至は17時間も日が出てるらしいから、すごい差!)
天気も相まって、1日のほとんどは寒くて暗い。かわいい家具やカラフルなアートでお家の中を明るくしたくなるのも納得。
朝ごはんは美味しいチーズやハムを好きなパンに挟んで食べる。どのパンも美味しい〜!!チーズやハムに合う!
クロワッサンはお家のオーブンで焼くらしい。サクサクで最高。
ゆで卵専用の器や、チーズを切るためのカッターを初めて見た!かわいい笑
卵は半熟で、パンにつけて食べても美味しい。
こういうちゃんとした朝ごはんを平日に食べることは少なくて、週末のお楽しみとのこと。
素敵な休日の過ごし方、いいなあ。
お手紙を書いたゲストノートを渡して記念撮影して、出る準備を進めていると、リーナが電車で食べな!とクロワッサンとお水を持たせてくれた。どこまで優しいの泣
いや今食べたばっかよと思いつつ、その心遣いが嬉しい。
今度はぜひ夏に来てねと言いながら、駅のホームでにこにこと手を振ってくれる2人に見送られて、Køge駅を出発しました。
また会えるといいなあ。
小雨のコペンハーゲン市内をお散歩
あいにくの雨の中、コペンハーゲンに到着。
ホテルに荷物を置いて、午後のツアーまでは市内を歩いて回ることにした。
連日よくよく歩いているので、もはや1-2キロの距離はなんとも思わないぞ!!
気になっていた王立図書館やローゼンボー城を見に、市内をうろうろ散策。
やっぱりクリスマスデコレーションされた街並みは歩いているだけで楽しい!
クリスマスのキラキラの大きなオブジェやクリスマスマーケットが待ちの至る所にあって、ワクワクした楽しい気分になる。
オランダよりもさらに物価は高めなので、飲み物は1000円、ちょっとした小物も2000円はくだらない。なかなか手が出せないけど、見ているだけで楽しいので良い!
ちなみにコペンハーゲンは、爆速で信号変わるところが多い気がした。
青になったらすぐに歩き始めないと赤になっちゃうので、少し後ろで雨宿りしてたら渡れないレベルだった笑
適当に歩いていたらいい感じにホテルを起点にぐるっと一周できて気分が良かった!
適当街歩きの感覚が研ぎ澄まされてきたぞ。
自転車で周遊(爆走)するコペンハーゲン
13時にホテルで案内をしてくれるユキコさんと待ち合わせをして打ち合わせ。
明るくてちゃきちゃきしていて、とても楽しい気分にさせてくれる方!!
自転車大国のコペンハーゲンを、念願のサイクリングで回れるなんて嬉しい!
オランダでも自転車乗ってみたい気持ちはあったんだけど、知らない道をルールもわからず乗るの怖いなと思って今日の楽しみに取っておきました。
さっそく、アプリで自転車を借りて出発!
アプリは、日本にも最近増えてきたレンタルサイクルと同じような仕組み。(現地でダウンロードしたら電話番号登録がうまくいかず、結局ユキコさんアカウントで借りることができた…よかった)
6時間借りても1000円ちょっとなので、なかなかリーズナブル。
走ってみると、思ったよりもみなさまハイスピードで進んでいて、結構ちゃんと漕ぐかんじに。
こんな寒いのにみんなよく自転車で移動できるなあと思って見てたけど、乗ってると体があったまる。笑
止まる、右折、左折などのハンドサインのルールがあったり、道幅が広いところは追越車線があったり、高速道路を走っているような気分で、雨でも気にならないくらいにめちゃくちゃ楽しい!!
最初に向かったのは「Superkilen」。
2016年開設の、アラブ系など移民系の人々が多く住むノアブロ地区にある公園。
デザインで街を活性化した好例らしい。
▼参考記事
https://messe.nikkei.co.jp/js/column/design/124738.html
見た目も楽しい各国の遊具がたくさん!
公園の遊具といえばだいたいお決まりなものだけど、国が違うとそれも変わるものなのね。
日本から贈られたという黒いタコの滑り台は日本育ちの私も初めて見たけど、よくあったのかな笑
その隣には図書館が。
静かに集中する場所というよりも、地域の人たちがそれぞれの居場所や交流の拠点として使っているような、ワイワイしている印象だった!
カフェや体育館も併設されていて、こういういろんなイベントやつながりが生まれる箱があるっていいよね。
続いて、ちょっと頑張って自転車漕いで「Copenhill 」へ。
▽参考URL
https://www.copenhill.dk/
2019年に操業開始した、レジャー施設と廃棄物処理発電所が合体した施設。コペンハーゲンのサステイナビリティの象徴といえる場所らしい。
デンマークならぜひここに!!という、石田さんのアツイおすすめスポットでもある。
廃棄物処理場という近くにあったらネガティブに思われる場所ながら、人工スキー、スノボ、ボルタリング、ランニング、ハイキングトレイル、屋上バー、カフェ等いろいろな楽しみ方ができるレジャー施設になっている。
2025年に世界初のカーボンニュートラルシティを目指すコペンハーゲンのシンボル的存在とのこと。
こういう考え方と発想、とても素敵だなあ。
廃棄物処理場で働く人たちにとっても、良いことだろうな。
この日もグラススキーを楽しむ子どもたちがワイワイしてました!
勝手に雪山ありそうなイメージだったけど、デンマークには全然山がないらしい。
そして、「Christiania 」へ。
コペンハーゲンにある独特なコミュニティで、1971年にヒッピーやアーティストたちが旧軍事施設を占拠して設立されたもの。
自治を基本とし、自由な文化(アート、音楽、クラフトなど多彩な文化活動の中心地で、カラフルな壁画や独創的な建築物が街並みを彩る場所。)とライフスタイルを追求する場として知られているそうで、今回は倉庫を活用した雑貨屋さんやクリスマスマーケットを覗きました。
クリスマスマーケットでは、デンマークでお決まりのシーズンスイーツを堪能!
昨日もお家で出してもらったライスプディングと、ふわふわドーナツみたいなお菓子。
いろいろなスパイスが入ったホットワイン「グルッグ」と一緒にいただきます。
最後に、この日たまたま無料開放をしていたデザインミュージアムへ。
日本アートの特設展をやっていたのにびっくり!
デンマークの人は日本に関心がある人が多いと聞いていたとおり、とても賑わってました。
日本人だけど見たことがない作品がたくさんあった。日本の芸術だからといって、有名な作品や傑作が全て日本にあるわけではないんだなということを思い知る。
常設展はデンマークの家具が時代ごとに並ぶエリアが印象的でした。
たくさんイスが展示されている道も可愛かったな〜!
ここで、ユキコさんとは解散。
案内はもちろん、デンマークの暮らしや文化について等、いろいろとおしゃべりできたのも楽しかった〜!
ありがとうございました!
キラキラのニューハウンとチボリ公園を歩く
お腹も空いてきたので、夜のニューハウンに立ち寄ってクリスマスマーケットでホットドッグを買いました!
デンマーク人にとってのソウルフードのようなものらしい。
クレープ屋さんみたいにすごくたくさん種類があって迷ったけど、オススメのスタンダードそうなやつにしておきました。笑
ソーセージ、赤い!!
隣のおじさんが食べてたやつはもっと肉肉しい感じのソーセージだった。ホットドッグの種類も色々あるんだなあ。
そして最後は夜のチボリ公園へ!
コペンハーゲン中央駅の目の前にある、1843年に開園した世界最古のテーマパーク。
ここのクリスマスシーズンのイルミネーションは、現地の人もみんな太鼓判を押す美しさ。
前評判以上に、広い公園内は一面きらっきら!!
日本のこういうテーマパークのイルミネーションってけっこう色鮮やかでケバケバしい印象があるけど、チボリ公園は金色を基調とした上品な美しさという感じ。
ディズニーランドのモデルになったというのも納得!!
入場料だけで4000円以上かかったけど、一見の価値ありな夢の中にいる気持ちにさせてくれる空間でした。
(ジェットコースター乗りたくなって+4000円でライドパス買うか鬼悩んだ末、疲れてるので諦めました笑)
気づけばもう21時近く。
自転車&街歩き(最終日にして最高記録27000歩越え)でクタクタになった足でホテルに帰りました。
コペンハーゲン滞在、短い時間だったけど大満足でした!!
明日は早起きで空港に向かいます。
おやすみなさい!