今月末は印税の振込日♪
今日は夫が某外国から来日する友達と10数年ぶりに会うという事で
張り切って一人宴会をして飲みすぎ、腹9分目なのに辛ラーメンを詰め込み後悔している
しょうこです。オエッ♪
ところで皆様『印税』にどんなイメージ持たれてますか?
小学校高学年くらいの頃から筋金入りの漫画オタクだったワタシ
印税って聞くと
一生遊んで暮らせるお金が入ってくるんだろ〜なぁ。漫画家っていいなぁ~!✨
くらいに思ってました。
ところがどっこい。
私くらいの(元)三流漫画家のいち単行本の印税なんてぶっちゃけ一ヵ月分の生活費にもなりません。
単行本が出る時って
まず"紙本"を出すか出さないかで最初に印税が支払われるか否かが決まります。
契約金とかそんなのないです。
(出版社によるかもですが)
この人だったら紙で出しても売れるかな。
いや無理くね?
って感じでまず編集会議にかけられ、紙の単行本と電子書籍を同時に出版するのか
見込みがなさげな場合は電子書籍のみの書籍化にしとこか!
と作者の思惑とは裏腹に決定されるわけです。作者の意思は反映されません。
ありがたい事に私は紙と電子、両方出版していただけたのですが
まずここで紙の書籍化分の印税が最初に一括で支払われます。
単行本の値段×印刷部数×10%=作者に支払われる印税
私の場合単行本の価格が1.200円(注※仮)
第一版の印刷部数が8.000部
この10%が印税として作者に入る金額
つまり960.000円が『印税』として最初に一括で支払われるわけです。
(あ、税金がこっから引かれます)
てか計算合ってる?
こんなにもらった記憶ないんやけど…
まぁ
どれだけ単行本が売れようと
泣いても笑っても駄々こねても
支払われるのはこの最初の960.000円ぽっきり(しつこいですがこっから税金引かれます)なわけです。
重版されない限り、これっきり紙本の収入は一生ありません。(重版されたら最初と同様に印刷部数×10%が支払われますが)
ちな私の単行本は重版されておりません。
「え?電子の方はどうなるの?」
と思ったそこのあなた。
電子は売れたら売れた分だけ印税が支払われる方式で
1.200円×25%(※仮!!!!)×購入された数
の印税が入ってきます。
紙より割高~
これがまぁ何ヵ月かに一回定期的に振り込まれるわけですよ。
そのイベントが今月末♪
『何ヵ月かに一回』ってぼかしてますけど出版社特定されたくないですからね。
出版したての頃は数十万円あった電子の印税も、数年経った現在
前回の印税は50.000円弱でした。
一ヵ月分じゃなくて
数ヵ月分ですね。
3ヵ月分かもしれないし半年分かもしれない。
そんな収入で一生暮らせますか?
暮らせませんて。
さぁー今回はいったいどのくらいの印税が入ってくるのかな?!!!
という事で今日の似顔絵
これは母には見せてません。
見せれば良かったなネタのために…
思いつきで描いたローカルマスコットキャラ福岡市営地下鉄のアイドルちかまるくんが異様な存在感を放っている…
次は原稿料の話でもしようかな♪
ではでは
Ps.
単行本を購入してくださった方々にはもちろん感謝しております!
収入の話をしているだけで決して読者様に対する感謝を忘れているわけではございません。