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中国茶のテイスティング

今日は、中国茶のテイスティング体験に行ってきました!約1時間、じっくりお茶を味わいながら、中国茶の魅力や背景について学ぶという贅沢な時間。普段は日曜日を家でゆっくり過ごすことにしているのですが、思い切って外出して大正解でした!


私は静岡で生まれ育ち、幼い頃からお茶は生活の一部でした。毎食後には必ず静岡茶が食卓に並び、それが当たり前だと思っていた日々。

しかしアメリカに移り住んでからは、日本茶だけでなくほうじ茶やブレンドティー、さらには中国茶や台湾茶などの多様なお茶の世界に触れる機会が増えました。


中国茶は、製法や発酵度合いによってさまざまな種類に分類されるそうで、白茶や緑茶のような軽やかなものから、プーアル茶のようにしっかり発酵が進んだものまで幅広い味わいが楽しめます。


テイスティング用に5種類のお茶が用意されていました。それぞれを丁寧にいれ、1杯目と2杯目の違いを味わうというプロセス。なんといっても、2度目のお茶の味が最初とは全然違い、その変化を楽しめたのがよかったです!

  • 白茶
    繊細な味わいで、ほのかな花のような香り。軽やかで上品な風味が印象的でした。

  • 緑茶
    日本の新茶を思い出すような爽やかな味わい。ただ、苦味は少なく、どこか優しい後味が特徴的でした。

  • 紅茶
    しっかりとしたコクのある深い味わいで、紅茶の甘さが心地よく感じられました。日本の紅茶とはまた違った風合いが楽しめます。

  • Phenoix 烏龍茶
    一番印象的だったのがこの烏龍茶。フローラルでフルーティーな香りが印象的、口の中で広がる豊かな味わいが絶品。帰りにお土産として購入するほど気に入りました!

  • プーアル茶
    少し土っぽい香りが特徴で、深みのある独特な風味。飲むほどに味が変化するのが面白く、最後まで飽きることがありませんでした。


それぞれのお茶は、製法が全然違うそうです。
特に烏龍茶は製法がとても複雑で、摘まれた茶葉を何度も何度も転がして発酵を進めたり止めたりを繰り返すのだとか。

また、プーアル茶には「洗茶」という工程があり、一度熱湯を注いで茶葉を目覚めさせる作業が必要だそうです。


お店のオーナーさんは、オレゴンで有名な茶メイカーのバイヤーとして活躍していた方で、私が一番お気に入りのブレンドティーも手掛けたそうです。中国茶の製法などを話すその姿が本当に素敵で、好きなことを貫く生き方に感銘を受けました。



今回の経験をきっかけに、日本茶の奥深さについてももっと学びたくなりました。淹れ方や茶葉の種類、歴史などを学んで、日常に取り入れたり、将来輸入などにも携わりたいなとおもいました。

畳の部屋もあってすごい素敵でした!

次回は台湾茶の「高山茶」を試す予定。ちょうどサウナの近くにカフェがあるので、定期的に通うつもりです!

皆さんはどんなお茶がすきですか?

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