ママにもステージがある。家事への期待値はステージによって変えていく。
この3月まで、6年間24時間子供と一緒の生活をしていました。
下の子が幼稚園に入園し、一人になれない生活からやっと解放。
私の場合、ここまでこんな段階をふんだ。
①息子出産~娘出産までの2年半→ 息子と一緒
②娘出産~息子入園までの半年間→ 2人の子供と一緒
③息子が入園→ ここから3年間 娘と一緒
④娘が入園→今ここ。やっと日中に一人の時間がとれる
省略しちゃったけど、赤ちゃんが生まれてから
離乳や夜通し寝てくれるようになるまでにも段階がある。
出産してから、ママが一人時間をとれるまでの道のりの長いことよ…!
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こう振り返ってみると、一番大変だったのは産後の2回。
2回の出産とも、産後3か月くらい産後ドゥーラさんに来てもらい、
赤ちゃんの沐浴と料理(つくりおき)をお願いした。
おかげで、私がキッチンに立つのは朝ごはんの時くらいだった。
私の場合、生活のなかで優先順位が高いのは「誰かの手料理を食べること」洗濯と掃除はそうでもない。
死なない程度の最低限の家事で生活をまわしていた。
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この時は、「新生児がいるから」と割り切って
ヘルプをお願いしたけど、いつからだろう?
気が付いたら、私は家事を一生懸命やっていた。
毎日そうじ機をかけて、毎夕食に一汁三菜をつくってた。
多分、「そういうものだ」と思ってたのかもしれない。
娘1歳前に夫が単身赴任になり、
自分のキャパオーバーを目の当たりにして、
私は「そういうものだ」をやっと手放すことができたけれど。
あの時は、本当に辛かった。
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赤ちゃんがいるママ、未就園児と一緒のママ、子供が園に行っているママ
働いているママ、働いていないママ。
ママのステージによって、家のなかでできることが全然違う。
と、私は思っています。
赤ちゃんがいて寝不足だから、そうじ機は週1回が精いっぱい。
下の子が幼稚園にはいれば、週3日はかけられるかな?
というように。
子供の成長にあわせて、
自分ができることをアップデートしていけばいい。
違うステージのママと比べて、
「あの人は、あんなにできてる」と思わなくて大丈夫。
もし落ち込むことがあれば、家事ができなかった代わりに、
「今日、自分は何にエネルギーを注いだのか」を
考えてみてもいいかもしれない。
家事以上に、自分が大切にしている何かをみつけられるかも?
その大切なものをそっと抱きしめながら、
大変な時期を乗り越えられたらいいな、と思っています。