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トラウマは体に記憶されている
誰もが、心に残る辛い経験を持っています。
それは幼い頃の出来事かもしれません。または、大人になってからの経験かもしれません。
イジメられた。
嫌なことされた。
殴られた。などなど
私たちの体は、そうした経験を忠実に記憶しています。
それは単なる記憶ではなく、体の使い方や姿勢、呼吸の仕方、筋肉の緊張具合にまで影響を与えています。
例えば、いつも肩が凝っている。
首が常に緊張している。
背中が痛い。
呼吸が浅い。
これらの症状の中には、過去のトラウマが関係していることが多々あります。怖い経験をした時の緊張が、知らず知らずのうちに体に定着してしまいます。
私が整体やコーチングを通して多くの方と向き合う中で気づいたことがあります。トラウマは体の中で、まるで重たい石のように、鋭い刃物のように、また絡まった紐のように存在しているように感じます。
この「形」が見えることで、体の外に出していくことができます。
決して神秘的なことではなく、体が本来持っている解放の過程だと思っています。それをちょっとサポートします。
体の声に耳を傾け、少しずつ向き合っていく。
硬くなった筋肉に潤いを与え、止まっていた呼吸を促し、凍りついた感情を溶かしていく。
時間のかかるプロセスかもしれません。でも、一つひとつの小さな変化が、確実な癒しへとつながっていきます。
大切なのは、自分のペースを守ること。
無理に思い出す必要はありません。
体が安全だと感じられる場所で、少しずつ、でも着実に。
そして、このプロセスを一人で抱え込む必要はないです。
専門家と共に歩んでいくことで、より安全に、より確実に変化を生み出すことができます。
あなたの体は、あなたの人生の証人です。
そして同時に、癒しと回復への道筋も知っているのです。
体からのメッセージに耳を傾けながら、一緒に歩んでいきましょう。