自分らしく生きる、その先にある喜び
皆さんは、心の奥底で「これが本当の私なのかな」と感じることはありませんか?
私もかつて、そんな思いを抱えていました。
作業療法士として医療、介護の現場で働いていた頃、確かな手応えはあるのに、どこか満たされない気持ちがありました。常に我慢していたように思います。
対人関係ではうまくいかないことも多く、「私って社会に合わないのかな」「生きづらいな」と感じることもありました。今思えば、それは「自分らしさ」を探していた時期だったのかも。
自分らしく生きるということは、決して「わがまま」ではないです。
むしろ、本来の自分の声に耳を傾け、その声に従っていると言うこと。それは時に、周りの期待や「常識」から外れることもあると思います。
でも、その一歩を踏み出したとき、不思議と体が軽くなり、呼吸が楽になっていくのを感じるはず。
私が整体やコーチングを通じて日々感じているのは、心と体は深くつながっているということ。
体の不調は、「本来の自分」から離れて生きていることのサインかなーと。
長年築き上げてきた生活習慣や考え方、身体の使い方は、私たちの心と体に深く根付いています。
だからこそ、本来の自分を取り戻す過程は、とてもデリケートで大切な時間。
でも、一歩一歩近づいていくと、思いがけない変化が起こってきます。
自分らしく生きることで、こんな素晴らしい変化が起こります。
まず、毎日の小さな選択が楽になります。「本当はこうしたい」という内からの声が、不思議と自然に聞こえてくるようになるからです。
次に、周りの人との関係が変わります。自分を偽らなくなることで、本当に大切な人たちとの絆が深まっていきます。離れていく人もいます。
そして何より、人生に対する好奇心が芽生えます。「次は何が起きるだろう」というワクワク感を持って、毎日を過ごせるようになります。
もちろん、すぐに大きな変化は起こらないかもしれない。何年もかけて築き上げてきたパターンを変えていくには、それなりの時間が必要です。
でも、小さな「違和感」に気づき、それを大切にすることから始めればいいと思っています。その積み重ねが、やがて大きな変化となって実を結びます。
自分らしく生きることは、人生最大の冒険なのかも。
でも、その冒険には必ず価値がありますよ。
もし、あなたも「これが本当の私なのかな」と感じているなら、その感覚を大切にしてください。それは、本来のあなたからのメッセージだと思います。