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Gコアアプデの傾向?ドメインランク20台・投稿2記事でも検索vol8000のKWでSEO上位化できそうな話
初めまして、株式会社シャコウでCEOをしております、太田と申します。(https://twitter.com/shakou_shoki)
本日は、2024年3月に始まっているGoogle Core Updateの動向について、一般論ではなく自社の状況から見た分析をしていければと思っています。(執筆:2024年3月29日時点での話)
2024年3月コアアップデート開始
前提ですが、コアアップデートとは年に数回発生する、Googleの検索エンジンのアルゴリズムアップデートのことです。検索結果が大きく変わることからヒヤヒヤしているSEO担当者も多いのではないでしょうか。(そもそもアプデに左右されないコンテンツ作りしようという話ですが。。。)
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2024年3月5日にスタートしており、執筆時点では未だ継続中の状況です。前回が2023年11月だったので、およそ4ヶ月振りとなります。Index数が最大40%減るというアナウンスや寄生サイト(いわゆるドメイン貸し)への警告など細かいアップデートの傾向はたくさんのSEO有識者が発信していますのでぜひそちらで調べてみてください。
シャコウ自社例から見るSEOの動き
シャコウ社では、そもそもオウンドメディアでのSEO対策をほぼしてませんでした。(ゼロイチ状態でSEOは時間がかかりすぎるため、ブログが書ける機能はありつつもほぼ使ってませんでした。。。)
ただ、2024年からようやくそろそろSEOやっとくかーぐらいのテンションで始め、SEO記事としては3月段階で2記事しか公開されていません。(他の2記事はSEO関係ないポエム記事です)
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アプデ後、ビッグ単ワークで93位->11位になった
中長期視点で始めた、SEO対策ですが、アプデ開始後、「ホワイトペーパー」の単キーワードで93位 -> 11位に急上昇しました。
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ホワイトペーパー自体の検索ボリュームが8000を超えるので、2記事しかSEO記事を投下していない状態で上位を取れることにシンプルに驚きました。
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Bigwordで上位に上がった仮説要因
少し真面目な話をすると、200以上存在するSEOアルゴリズムにおいて、アップデートというのはレバーが変わるイメージとなります。その都度都度によって、ドメインランクが高い方がSEO上位を取りやすい時期(まさに寄生サイトとかがその例)や数のコンテンツの暴力の時期(だいぶ昔のキュレーションメディアブーム)など。
ちなみに19歳の時は、ライター300人ほど抱え、月に1000記事ほどの投稿を半年間行い、そっこーで500万 ~ 1000万PVをつくる広告収益型メディアをやったました。(これは当時のGoogleハックなので今は通じないです)
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話が少しそれましたが、上記アルゴリズムなどでタイミングによってGoogleが求めてくるものが変わるということです。今回のコアアプデより前だと依然として、ドメインランクが高いサイトがSERPを独占しており、キーワードによっては、子会社含む某国内最大手グループのサイトでほぼ独占している現象などがよく起こっていました。
今回の個人的な解釈として、なぜDRが29しかないページが検索ボリューム8000のキーワードで11位に上がったのかという要点をまとめたいと思います。
コンテンツの独自性
サイテーション・E-EAT
サービスとのエンティティの近さ
コンテンツの独自性
今回、SEOの記事作りにおいて、いわゆるSEO記事の作り方(競合の見出し等みてキュレーションしていくスタイル)をしていないというのがコンテンツの独自性の評価につながっているのではないかと想定しています。
内容的に他社では触れてないが「ホワイトペーパー」テーマでウェビナーなどを行う時には確実に話す内容(ペルソナ設計の話やホワぺでのリード獲得後のインサイドセールスの話)をふんだんに盛り込んでおりました。
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詳しい記事内容は以下をみてください。
シャコウ独自の経験とメソッドなどが落とし込まれている部分がユーザーが本当に知りたいこととマッチしており、独自性として評価されている部分は大いにあるのではないかというのが一つ目の仮説です。
サイテーション・E-EAT
2点目は、どんどんSEO外にはなっていきますが、ウェビナー等での登壇活動やSNSの評価も地味に効いているのではないかと思っています。
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大体月に4 - 5回はウェビナー登壇をしているので、BtoBやホワイトペーパー = シャコウ = 太田という結びつきがGoogleのアルゴリズムでの評価にも繋がっている面があるのではないかと。これは3つ目のエンティティともつながる部分があると思います。
現状のGoogleアルゴリズムでは、誰が/どの企業がそれを言うのかという部分を非常に気にするため、登壇など表に出る活動やSNS活動も結果、SEOに結びつくケースが往々にしてあります。
2024年はX頑張るのでぜひフォローお願いします。。。
太田のXアカウント => @shakou_shoki
サービスとのエンティティの近さ
エンティティとは簡単に言えば、キーワード・概念同士の結びつきの強さです。(参考:https://www.suzukikenichi.com/blog/what-is-entity/)
シャコウの場合は、「90秒ホワイトペーパー」と言う、ホワイトペーパーの製作・集客・DLシステムSaaS・90秒コールで、ホワイトペーパーからのリード・商談獲得の最大化支援を行っており、このサービスで広告やウェビナーなどをよく行っているため、Googleとして、「シャコウ <=> 太田 <=> ホワイトペーパー <=> BtoB」というキーワード・概念の結びつきが強まっているのではないかと想定しております。
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サービス出している = その道のプロというのはGoogleからも評価されやすいので、SEO全くやっておらずとも、カテゴリでニッチトップ取っている領域があれば、DR低くてもSEO上位が取れる可能性があると言うのは今のアルゴリズムなら全然ありそうと感じました。
この先のSEOの進め方のポイント
と、ここまで長々と書いてきましたが、もしこのnoteを読んでSEOやってみようと思ったBtoBマーケター向けに特に外注でSEOを進める場合のポイントを残しておきます。
今回のケースから分かることと、GoogleがE-EATで経験の要素を重視していることを鑑みても、ある意味、SEOのためのSEO記事作りの方法ではかなり厳しくなってきているという部分があると思います。(ドメインランクが圧倒的に高かったり、サービス展開しているなど状況にはよるという前提ですが。。。)
そのため、もし中長期の未来を見据えたSEOを考えるのではあれば、自社独自のアセット(経験などの独自性)をSEOに混ぜ込めるかが非常にポイントとなります。ですのでこのあたりも記事作りにおいて対応してくれるSEO支援会社なのかという部分は見てみると良いと思います。
告知:一石三鳥のコンテンツマーケティング
最後に少しだけ告知パートを挟みます。自社でSEO・ホワイトペーパー・ウェビナーをやってみて思ったことは、結果フォーマットは違うだけで、上流工程(誰に何を届けるのか)は同じだよねということでした。
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ただ、一般的には、SEO・ホワぺ・ウェビナーは別ベンダーに予算を取るケースが多く、上流同じなのにトリプルコストがかかってることもしばしばで、マーケターの忙しさで今月ウェビナーなしでSEO多めにしたいみたいな要望にも答えづらい状況と思っていました。
上記からシャコウでは、25万円 ~ の定額の松竹梅でSEO・ホワぺ・ウェビナーに毎月アロケーションが可能な「コンテンツリージェネ」というサービスを立ち上げました。
例えば、毎月SEO記事2本・ホワイトペーパーは2ヶ月に1本・ウェビナーは3ヶ月に1回といった活用が可能で、初期のペルソナ・カスタマージャーニー設計はどの施策にも通じる上流設計なので無駄なく施策展開が可能です。
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もしご興味ありましたら、ぜひ問い合わせてみてください。BtoBマーケ領域であれば、どれぐらい寄与するかわかりませんが、E-A-T/監修者対策として太田が貴社記事に監修させていただく謎の特典もつけれます。。。
その他、寄稿等も積極的にやってますのでぜひお声がけください。
シャコウではBtoBマーケティング・セールスを一気通貫でご支援しています。ぜひお気軽に相談してみてください。