リセット品という実験
京都にて、ふと「手持ちの物」を手放したくなった。このところ 0リセットというキーワードが気になり続けていて、大なり小なり、いろんな試行錯誤をしている。
今日手放したくなったものは空揚げの材料だった。昨日空揚げをしたのだけど、その材料の残りだ。だいたい3〜4人分の分量のお肉や調味料など、ちゃんとしたもので、鮮度も良い。自分自身が揚げても良いのだけど、今日は揚げたい気分ではないので、別の方々に譲ろうと思った。以前だったら無理にでも揚げ場所を探して、空揚げをしようと思ったに違いない。でも今は無理にでもやっていこうというよりも、少し違う方法も試したいと思った。それを小さく形にしようと思って、【リセット品】として公開することにした。
「リセット品」は、私の手元に一時的にある循環物のことだ。ここでは空揚げの材料のことを指している。循環物を受け取ってくださる方を探すことにした。
まず、今回のケースに限らず、日々リセット品を書き出していく習慣を作ろうと思い、Notionにページを作成した。
「大まかな所在地」など、すでにNotionで随時更新しながら公開しているので、随時更新するという習慣は身についている。ちなみに、この作業を「記帳」と呼んでいる。
作成後すぐにTwitterとFacebookに投稿をした。
Twitterの投稿👇
Facebookはこちら。
SNSで投稿して5分以内に受け取ってくれる人が見つかった。投稿に反応をくれた人は大学の頃にお世話になった時期がある方で、10年ぶりくらいに連絡のやり取りを行った。リセット品である空揚げの材料が縁を取り持ってくれて、再会できるのは、なかなかに面白い。
こんな感じで受け取ってくださる方がすぐに見つかるわけではないと思うけど、日々、自分自身がリセットし続けるためのやり方の一つとしてストックしておこうと思う。大事なのは、今、何を手放したいと思っているのか?を意識しながら生活することだと思っている。
こういうふうにリセット品を手放すことを常に行っていけば、他の方々も「三浦はリセット品を手放している」というふうに見てくれるだろうし、そうなるとリセット品の手放しがよりスムーズになりそうだ。
リセット品の手放しをするにあたって、大事にしたいことは、押し付けないことだ。お布施の実験をしてきて、「してやった」という感情にとらわれることが減ってきた。今回のリセット品の手放しでも、それに陥らずにやっていくことを念頭に置きながらやっていこうと思う。リセット品の手放しによって、受け取る人に喜びが起こる形を模索する。
受け取る人が現れることは、旅の中でふいに訪れる出会いのようなものだ。今回も思いがけない方が連絡をしてくれたおかげで、いいリセットができそうな予感がしている。受け取ってもらって、大変ありがたい。
リセット品についてのNoteの記事の続き👇
頂いたサポートは、生活と創作(本執筆)のために、ありがたく使わせて頂きます!