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儲からないから金をくれ

コロナで店の営業を縮小した時と、売上が落ちた時の売上補填の保険のお問い合わせを頻繁にいただきます。

偶然の事故で損害が発生すれば補償されますが、儲からないからお金くださいって言われても、、、ってお話で。もしそれを補償してくれる保険があるなら、まず私が入ります。

私は保険屋ですからコロナで面談数が減った、面談ができない、移動ができない、それにより売上も利益も減った、と言って保険金を請求しますよ。

コロナで店を閉めた、営業時間を短くしたのは経営者の判断ですし、それが国や県の要請であれば補償してくれるのは行政です。コロナで売上が下がったと言われても、上がっている、変わらないという同業者もいるでしょうからそれはご本人の経営の問題。

私が2月に東京に行った時には、新幹線も空いていて店も空いていて怪しくなり始めた頃で、3月になると完全なコロナ自粛が始まるわけです。面談でもコロナが怖いとお話される方も増えてきて。

保険会社や保険代理店では不要不急の外出や面談を禁止する会社も出てきました。私の売上げがどうなったかといえば、コロナの特例でリモート面談を許可した保険会社が現れたので、それを利用したので結果増えました。

同業者は面談できないので減ったと泣いている人が多い、リモートでやれば?と言えばやりかたがわからない、会社がそんなの許可しない、とのお返事。気がつけば保険屋向け高額セミナーで、コロナ禍のリモート面談みたいな教材がいっぱい売られている始末。

どの業界でもこんな感じではないでしょうか?春先はどうせそのうち収束するだろうと思っておりましたが、コロナの混乱は夏になっても続いていますが、もうこうなんですよ。

飲食では営業時間、座席数を減らしたり大変でしょうが、客単価を上げたり、客層を完全に若者大衆に絞って生き残っているどころか伸びているところもあるわけです。

保険でも助成金でもお金をもらえればその時は楽になるでしょうが、コロナ禍が続くのであれば2回も3回ももらえるわけでもないので、いずれ終わります。どうやって生き残るのかは、国も行政もセミナー会社も教えてくれません。

そんな中でもお金の教科書であるバビロンの大富豪、の漫画版がオススメです。最近は集中力がないので、漫画版は助かりますね。

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保険屋12年生。田舎の保険屋ドキュメント話
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