前を向いてやってみよう~柔道とタイピングの共通点~
私は画面を見たまま文字を打つ「ブラインドタッチ」ができません。今年こそマスターしようと決め、2月から練習を始めています。まずは、前を向いて「あいうえお」をひたすら打つことからスタート。5分間で打ったものがこれ(↓)です。
あいうえおあい;うえおあおいう;えおあお;ういうえおあういううぇえおあいうえおあういうえおあおいううぇおいあいうえおあいうえおあおいううぇぽあおうえいあいぃうえおあいううぇぱあいうええおあいうえおあいうえおあおいじゅうぇぽあいうえおあいうえおあおいうおわおえおあいうせえおあいうえおあいうえおあいうえおあいうえおあおいうえおあおいじゅうえおあいぅうえおあいうえおあいうえおあいおいうえおあいうえおあいうえおあいうえお
正確に打てたのは、16回。指ごとのキーの位置を体で覚え、触覚を頼りにキーを移動するのがすごく難しいです。今まで、たまにキーボードを見ながら打つ「自己流ブラインドタッチ」を続けてきたことを反省しています。この文章を打ち終えるのに何分かかるんだろう…。
でも、今身につければ、長い目で見て絶対に時短になるはず。しかもブラインドタッチはキーボードを打つ音も静かです。今までの打ち方だと、「カタカタカタカタ、パチッ!(Enter)」と結構大きな音を出していました。キーボードを強く押しすぎて、過去に「A」と「N」のキーが吹っ飛んだこともあります。やっぱり今身につけるべきですね…。
柔道も前を向くことが大切です。柔道を始めたばかりの時は、どうしても下を向いてしまうもの。でも、下を向いていると姿勢が悪くなり、相手の上半身の動きも察知しにくくなります。攻撃、防御の両面において、不利になります。タイピングと同様、1日も早く前を向いてできるようになった良いですね。
最初はうまくできず、違和感を感じることでしょう。私もブラインドタッチ修行で常に感じています(この文章を打ってる今もです)。これは練習を重ねて慣れるしかありません。まずは、前を向いて前後、左右に動く、それに慣れたら決まった技を決まったタイミングでかける、こうした練習を重ねることで、少しずつ顔が上がるようになってきます。咲柔館では、「形(かた)」の動きを通じて、前を向く練習をしています。そのかいもあって、子どもクラス、中高生・大人クラス共に、少しずつ前を向けるようになってきました。これからも練習を重ね、前を向く姿勢の良い柔道を目指しましょう。
私も1日5分の練習を積み重ね、ブライドタッチをマスターします。できないことが少しずつできるようになっていく感覚はとても面白いです。「うまくいかないこと」や「違和感」は成長につきもの。前向きな気持ちで、自分自身の変化を楽しんでいきましょう。
「柔道家が増えることで、社会はより良くなる」
文武一道塾 咲柔館
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