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11/10(日) 子どもの権利条約フォーラム2024 in 東京の会場へ 子どものウェルビーイング、『夢みる校長先生』上映の分科会などに参加

11月10日(日)、地元日程がたくさんの日でしたが、全部ゴメンナサイ🙏して、神宮球場での早慶戦でもなく、池袋の立教大学へ🏃‍♂️
前日9日(土)から開催されていた「#子どもの権利条約フォーラム2024in東京」に参加しました。今年で第32回を迎え、全国で順々に開催されてきたフォーラムが東京で開催される絶好の機会✨ しかも、#子どもの権利条約 を日本が批准して30年という節目の年3️⃣0️⃣ 大田区のこども政策を前進させるためにも、これを逃すテはありません❗️

メインテーマは「いっしょに学ぼう!つくろう!広げよう!〜ひとりひとりの「声」が迷子にならないように〜」。
前日土曜日の全体会は他用があり、途中までのオンライン参加となりましたが、子どもメンバーによる企画は、子どもたちのリアルな声を伝えようとするもので、大人にとってはハッとさせられる内容でした。
日曜日は、午前・午後と分科会に参加するとともに、昼休みの子どもたちによる活動発表会&パフォーマンス、最後のクロージングセッションにも参加しました。
子どもが安全安心に自分らしく参加できるよう、会場内での撮影や録音をしないなどの「#子どものセーフガーディング」という大事なルールがありましたので、以下は簡単なご報告です。

午前(10:30-12:30)は「子どもの権利を取り巻く国際動向 子どものウェルビーングとエンパワーメント」(#子どもの権利条約ネットワーク =NCRC)の分科会に参加。#平野裕二 さん(NCRC運営委員、子どもの権利条約総合研究所運営委員)による講義でした。
「こども基本法」に基づく「こども大綱」にも「身体的・精神的・社会的に将来にわたって幸せな状態(ウェルビーイング)」と盛り込まれ、第4期教育振興基本計画でその説明がなされていますが、「主観的ウェルビーングの向上」が強調されるなど、本来の意味から離れて、「昔は貧しくても幸せだった」的な展開になりかねないことへの警鐘が鳴らされました。
もう一つのキーワードがエンパワーメント。本来もっている力(パワー)を発揮できるように抑圧を取り除くことだと説明がありました。虐待やDVという形で家族が抑圧になることもあり、その意味で家族への支援も重要。エンパワーメントは、個人の問題ではなく社会の変革であるとの言葉が印象に残りました。
社会という意味で、EUの欧州委員会による「学校におけるウェルビーイングとメンタルヘルス」というガイドラインの中に「#肯定的な学校風土(positive school climate)」という言葉があるとのこと。不登校状態の児童・生徒が約34万人、教職員のメンタル不調も問題となる中、ポイントとなる考えのように思いました🧐

午後(14:00-16:00)は「『#夢みる校長先生』上映会と交流会 〜子どもファーストの学校をめざして、つながろう!」(#豊島子どもWAKUWAKUネットワーク)。この映画に出てくる校長の一人、世田谷区立桜丘中学校の校長だった #西郷孝彦 さんのお話を以前伺う機会があり、この映画のことも知っていましたが、実際に観て本当にビックリ😳
7つの公立学校(5小学校、2中学校)と9人の夢みる校長、また、他の夢みる先生方も出てきますが、公立学校でこんなことができるんだと驚きの連続でした‼️
これから観る方のためにあえて詳細は記しませんが、教科書がない、宿題がない、テストがない、通知表がない、(中学校の場合)校則がない、などなど。例えば、通知表は他者と比較されて評価されるものだが、本当は自分がどれだけ成長したかを知る方が大事ではないかなど、当たり前と思ってきた考えを打ち砕かれました。
少しだけ内容に触れると、不登校だった生徒が西郷校長の桜丘中学校に転校してからは、学校が楽しくて毎日通うようになり、将来は学校の先生になりたいという話。コロナ禍で中学校の行事が軒並み中止となる中、校長が科学的知見を集めて保護者や生徒に説明し、運動会や修学旅行など全ての行事を行ったという日光市立足尾中学校の話など、私も小中学校のPTA会長を務めましたが、考えさせられる内容でした。
不登校などに対する多様な学びの保障の多くが、学校以外の学びの場の話になりがちですが、公立学校でもこれだけ変えられるのだと勇気が出ました。
#オオタヴィン 監督の映画は、本作も含めて『夢みる小学校』『夢みる給食』など5作ありますが、今回のような自主上映会が推奨されています。ぜひ大田区でも自主上映会を開催してみたいと思いました。

非常に刺激の多かった「#子どもの権利条約フォーラム」でした👏 情報をくださった「#おおたっ子条例を考える会」の皆さん、また、企画運営された実行委員、ボランティア、#子どもアドバイザー(子どもメンバー)の皆さん、ありがとうございました。今回得たことを、大田区議会でも活用したいと思います。
なお、本フォーラムは、来年は鹿児島県で開催されるとのことです。

#チクメン #一所懸命 #とことん現場主義
#あなたと共に政策実現
#大田区議会議員 #庄嶋たかひろ #庄嶋孝広

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