性別・年齢別マーケティングはもう遅いらしい
今回は、マーケティング(特にターゲティング)について改めて調べてみたことをまとめていこうと思います。
この記事は、「マーケティングについて入門書は読んだよ」ぐらいのレベルの僕が調べていて「なるほど」「そういう視点もあるよな」ってなったことの備忘録です。
同じレベル感の人や自分のサービスのマーケティングしなきゃってなってる人の参考になれば!
*既存の手法を全く知らなくていいという趣旨ではなく、新たな視点も知っておかないとね!って話です。
男女・年齢別マーケティングはもうできない
マーケティングの基本として「F1層、F2層、F3層、M1層、M2層、M3層」などと言われる概念がある(参考)。
これは年齢と性別から、階層に分け、各々の層の興味関心に応じてマーケティングをしましょうというものです。
確かに、各層の関心事について読んでいくとステレオタイプなイメージと一致するものがあります。
このように層が明確になるためには、画一的な生活様式や行動がなければなりません。
テレビやラジオといった画一的なマスメディアの力がなければなし得ないことです。
しかし、現代ではTwitterを始めとしたソーシャルメディアの力によってライフスタイルや行動様式は多様化したため、階層で分けることの意味が薄れています。
社会的役割やシーンに基づくマーケティング
そこで必要となってくるのが、「社会的役割に基づくマーケティング」(参考)や「シーンに合わせたモノ作り」(前々回の投稿でのタベリー CEOの矢本さんの言葉)が必要となってきます。
生理的な欲求以外に、私たちの購買行動に大きな影響を与えているのは「他者との関係」です。他者との関係は私たちに果たすべき社会的役割を与えてくれます。その社会的役割から私たちは自己概念という自身のイメージを抱き、その実現や一貫性の維持が行動の動機になります。
例えば、instagramなどでよく見られるように、あるユーザーが友達の「インスタ映え」した写真を見て、同じ場所構図で「インスタ映え」した写真を撮影・投稿して複製されていっています。
あるいは、ママ友・パパ友といったコミュニティの中で良いイメージを持ってもらいたいなど。
こういった、顧客の興味関心やどこで消費意欲が刺激されるのかということを深く観察することが必要でしょう。
心を揺さぶるマーケティング
言い換えると、多様性や個性が重視される時代となって必要となるなるのが、上記と関連して「心を揺さぶるマーケティング」が必要ともいえるでしょう(参考)。
まぁこの記事も世代ごとに分けてまとめてはいるんですが・・・。
まとめ
結局、一番大事なのは、
自分のサービスの顧客が誰なのか、その人は何を求めているのか
を深掘りし続けて、大ファンにしていきましょうってことですね。